あやうく一生懸命生きるとこだった
書籍 『あやうく一生懸命生きるとこだった』
本書は、これから何かを頑張るぞ!と闘志メラメラにやる気に満ち溢れている人には響かないと思います。
全力で人生を突っ走って、疲れた、もう頑張りたくない、という人には心に寄り添ってくれる内容となっております!
ここ最近3年半ほど勤めた会社を退職した私にとって、今まで人生の答え合わせになり、そして今後の明るい未来に繋がる心癒される本でした!
本書を読んで、共感した部分を自分の体験と考えを交じり合わせながら紹介していきます!
1.自由を売ったお金で自由を買っている
給料をあきらめ、同等のお金を使いながら僕は毎月自由を買っている。自分のお金で買う自由だからこそ、堂々と楽しまないとムダ遣いになる。通帳の残高ばかり気にしてないで遊ぶんだ!心配するな!不安になったら、お金を稼げばいい。でも、『いいかげんお金を稼がないと』という気持ちがいまだにみじんも湧かないから、まだ持ちこたえられそうな気がする。
だから今は、心から自由を謳歌しょうと思う。
自由に費やしたお金がムダにならないように。
私は働いていた頃、毎日10時間働いてました。繁忙期だと11時間。
たとえ自分の部署が定時で終わっても、他の部署の仕事を手伝っていました。帰りたかったけど、正社員で定時で帰る人は滅多にいませんでした。何より、この会社でやっていくために協調性を大事にしなければならないという思いで。
それにそもそもやりたい仕事ができる自信がなかったので、できる事を仕事に選びました。しかも社風が全く合わず、従業員に溶け込めず、仲良い人が一人もいないどころか、雑談相手もいませんでした。それでも必死に必死に働きました。
ある時、私を含めて6人で残業をしている時に、5人はとても仲がよく、『残業頑張ろうね!』と言っている姿を見て、(あー、いいなぁ、そーいい合える人がいるだけで全然やる気や疲れとか違うんだろうな)と思いながら働いて.......。
好きな仕事でもないし仲良い人も雑談相手もいない
そんな状況の中、なんとも言えない気持ちと寂しさと悲しさ少々抱えて毎日働いて、退職する頃にはそれなりの貯金ができました。
我慢に我慢を重ねて悲しい気持ちで毎日働いて得たお金が。
そして貯めたお金でこれからやりたい事をやるための準備に使ったり、自分の余暇を楽しむために使ったり^_^
まさに、自由を費やしたお金がムダにならないために、自由を楽しんでいます!
2.未来ではなく『今』のためにお金を稼ぐ
『以前は未来のためにお金を稼いでいた』
これまでは、未来のために会社に通い、未来のために気の進まない仕事をしていたのだから、すべては未来を楽しむための義務だった。もっとたくさんのお金を稼げば未来の世界に行ける、十分なお金を貯めるまでは未来は手に入らないぞ。そうやって、未来のために今を犠牲にしすぎて後回しにしていたら、一生未来は手に入らない。このままでは危ない。人生は一度きりなのに!!!
※本書では、未来の部分は『お金』と表現されています。
『お金を稼ぐ』=『我慢して耐える』だったが、今は、現在の自由と喜びを維持するためにお金を稼ぐ。今の生活が維持できるくらいに稼げばいいので、多くを稼ぐ必要はない。お金を稼ぐ行為そのものは同じだが、その行為に臨む心が変化したのだ。
よくわからない未来のためじゃなく、現在の自由のために稼ぐ。
私はできる事を仕事にして、石の上でも3年、社会経験を積んだら、やりたい事を好きな事を仕事にしょうと入社するときに決めました。
そこで得たお金で一人暮らしをして海外に行って、自立して楽しく暮らすぞ!と夢を含ませながら。
入社して2年弱は超仕事人間!SNSも見るだけで友達をフォローしない!遊ばない!社会人基礎力をつけるためにがむしゃらに働いた。貯金もした。ここで働くメリットはお金しかない。だから貯めた。
父親に『一人暮らしはめっちゃお金掛かるよ。家賃と食費で給料消えるよ』と言われていたので
なら、一人暮らししても余裕ができるように貯めればいい。
そう思った。
とても辛い気持ちを騙し騙しに上手くごまかしながら、楽しい未来を想像していました。
時々、『お金持ってるね!』『辛くてもそんだけ貯められてよかったじゃん』と言われる。
でもあなたは給料で仕事終わり頻繁に飲みに行って休日も遊んでた。
あなたの輝かしい思い出を一部売って欲しいくらいだよ。
貯金してて、支払いもあるから使えるお金は限られるし、今ではなく未来を見てたから。
あなたはお金を失った代わりに思い出が手に入った
私は思い出を失った代わりにお金が手に入った
それだけのことよ。
私のお金には海外に行くためのお金も含まれてる。
あなたみたいに親のお金で海外に行けないから、行ってみたくて憧れ続け、お金を貯め続けた私の気持ち分からないよなぁ
辛くても、と軽々しくいうけど、
『3年続ける。』たったそれだけの事が本当に長かった。
(まだ1年も経ってないの?3年まであとどのくらい頑張ればいいの?やっと1年経った...まだ一年しか経ってない、ぁあ、やっと、やっと3年目に入った、あと少しだ、、やっとだ、、)
そうやって、貯めたお金なんです。。。。
これからは、ずっと目指して憧れ続けた未来、
今を生きられる☺️✌️✨
ずっとクソつまらない日々を過ごして貯めたお金を
やっと使えるんだ✨✨
お金は無くなるけど、
やっと私も思い出を買う事ができる😘🧡
これからは好きな事をやりたい事を仕事に働ける。
そして、次の職場では、仲良い人が欲しいし、休憩時間雑談する人も欲しいな。嫌な事があったりきついこと言われても、お疲れと笑顔で言われたら、嫌なことも吹っ飛ぶと思うから。
仕事終わり飲みにも行きたいし、ボーリングとかも行ってみたい(笑)
3.同じ人生なら『一生懸命』より
『楽しく』
『天才は努力する者に勝てず、努力する者は楽しむ者に勝てない。』
これからは一生懸命頑張る人生は終わりだ。
耐えしのぶ人生は十分に生きた。
結果のために耐えるだけの生き方じゃダメだ。
過程そのものが楽しみなのだ。
素直に素晴らしいと思った。
努力する者は楽しむ者に勝てないー。
過程そのものが楽しみなのだー。
仕事をする上で大切なことは?の質問に
楽しむこと
と答えられる人は素敵だ。
天才とか努力とか難しい事を考えずに
ただ、楽しむ。
それはとても楽しい人生だ。