ひとりぼっちの時間のすすめ
たまにどうしようもなく「ひとりぼっち」になりたいときがある。
誰とも会いたくないってとき、ひとりで真っ暗な部屋でiPhoneの電源を切ってひたすら天井を見上げて、とことん自分の気持ちに耳を傾けてあげたいなってとき。ひとりぼっちでいたい。
ちょっと疲れちゃったなってとき、ひとりでとことんわがままに自分勝手に自分のペースで自分のすきなことだけして、とことん“わたし”を甘やかしてあげたいなってとき。ひとりぼっちでいたい。
でもなんとなく、ひとりでいるのが恥ずかしいと思ってしまう自分もいた。
元々かなり他人の目が気になる人間だから、ひとりでいたら、寂しい人なんて思われちゃうんじゃないかなって。ぐるぐる考えっちゃって。
ひとりぼっちになりたいくせに、ひとりでいるのが怖くて。純粋にひとりの時間を楽しめなくて、とことん自分を甘やかしてあげれない時期があった。
そんなモヤモヤを抱えたまま、こそこそとひとりで行動すること数年。
あるとき母から「ソロ活女子のススメ」というドラマをおすすしてもらって愛想笑いに疲れたら今日も「ひとり」を楽しもう。というキャッチコピーに惹かれて見始めたら、それがとてもよくて。
(シーズン1~4までAmazonPrimeで配信されてます!)
あらすじ
おすすめポイント
主人公・五月女恵が本当に楽しそうに自分らしくひとりの時間を堪能している姿がとっても素敵で。
ソロ活の対象に真剣に向き合ってるからこその気づきだったり、その場で出会た人とのちょっとした会話だったり、意外と深くて「たしかになぁ」って考えさせられるドラマ。
わたしのひとり時間
先述した通り、ときたまどうしようもなくひとりぼっちになりたいとき、他人の目を気にしながらひとりで活動していて。
当時はそれが“ソロ活”なんて意識もなく、でも思い返すといろんなことをひとりでやったなあぁと。
なかでもサンリオピューロランドは超難関で。でもそこでしか救えないわたしの想いがあったので、まぁ背に腹は代えられぬ…という気持ちで、通っていた(思い切って年パスも買った)。
テーマパークなんて特に家族連れ、お友達同士、カップルなんかが多いからほんとに視線が気になっちゃって、「ひとりぼっちでごめんなさい寂しいおんなが通ります」マインド(?)でグリーティングなんかも参加していた。
そもそも本当にソロ活なんてできるタイプではなくて。大学生のとき、選択した講義の影響で、お友達と予定が合わなくなるという事件(?)があって半強制的に1人で行動することが多くなったのをきっかけに、ちょっとずつひとり時間を過ごせるようになって。
(今思うとわたしの人生初のソロ活は「大学の講義を1人で受ける」かもしれない。(ソロ活にカウントしていいかは謎だが…))
でも羞恥心は消えなくて、ずっとひとりでいるの楽しいけど楽しくない早く帰りたいみたいな気持ちが心の中にずっとあった。
でも「ソロ活女子のススメ」の主人公・五月女恵は心の底からひとり時間を楽しんでいる。そして他人の目を過度に気にしすぎておどおどなんてしていない、どこか自信に満ち溢れているように見える。
わたしが好きな五月女さの台詞。とっても心が軽くなった。
確かに勝手に他人からこう思われてるかもなんて怯えて、わたしに我慢を強いてるのはわたし自身だったんだなって。
(他にもたっぷり名言があるので、まずはドラマを見てみてください!)
真似っこしたいひとり時間
【 シーズン1 】
✓(3話)ソロプラネタリウム
✓(4話)ソロ工場夜景クルーズ
✓(8話)ソロ富士急ハイランド〈絶叫マシン編〉
【 シーズン2 】
✓(1話)ソロアフタヌーンティー
✓(5話)ソロシティホテル
inホテルニューオータニ エグゼクティブハウス禅
【 シーズン3 】
✓(2話)ソロ温泉旅行
✓(10話)ソロ東京国立博物館
【シーズン4】
✓(1~3話)ソロ台湾
✓(5話)ソロ浅草花やしき
✓(6話)ソロ国立科学博物館
✓(9話)ソロ純喫茶
(✓エグゼクティブハウス禅しらべたら結構なお値段で…五月女さん普通に爆睡してて勿体ない!!!って思っちゃった…でもそれさえきっとソロ活の楽しみ方なのだろう…)
(✓全シーズンを通して〈絶叫編〉と〈お化け屋敷編〉の2回訪れてる富士急ハイランド、人生で1度も行ったことないので全く想像できない。初体験がソロ活って最高!でも戦慄迷宮はむり。失禁失神しますきっと。)
五月女恵さんへリスペクト
作中で五月女さんが、ソロ活の場で出会った方に対して「リスペクト」というシーンが何度かある。
(相手に対してリスペクトの気持ちを持つところもほんと素敵です☆彡)
ひとり時間の楽しみ方をドラマを通して教えてくれた五月女さんへ、わたしもリスペクトを送りたい気持ちだ。
そしてなんでも楽しめる才能のある五月女さんをみていると、あんなに楽しそうなことわたしもやりたい!とソロ活したい欲がとても刺激された。
そういえば最近ひとりの時間ってなかったなと。
パートナーと同棲していて、わざわざ「今度の休日はひとりで過ごします」なんて宣言するのはどうなのかな?なんて新たな勝手な思い込みが発生してしまっている今日この頃…
自分の生き方を狭めるのも広げるのも、自由を制限するのもしないのも、恋人の有無や他人からの評価ではなく自分自身なので。
今度のお休みはお互いソロ活してみない?帰ってきたらどんなことをして、どんな風に感じたか教えてよ!なんて提案でもしてみるのもいいかもしれないなぁー。
今ならきっと最高のひとり時間を過ごせるはず。他人の目なんて気にせずに心からひとり時間を心の底から楽しんで、とことん自分を甘やかしてあげよう。