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ジャンクダル・ジャンクテヤンのリペア記録⑦ テヤンのヘッド内部のメンテナンスから完了まで

2024年7月24日 

※ドールの坊主、開頭、パーツばらし画像注意。

ジャンクテヤンのオペ始めます。

グルーヴドールは基本的に顔面と後頭部に3つ穴があり、その穴の奥でネジ定されています。 保存状態が悪いとネジが錆びていたり、カスタム子はネジなめしてしまっているとリペアの難易度が上がりますが、この子はネジ締めがきつかった以外は表面上問題無しでした。

ウインク棒は差し込みだけなのですぐ抜けます。アイギミックも3点ネジ留め。中もネジや視線可動ギミックの金属部の錆がなかったので固く絞った不織布ふきんで全体を拭いて完了。

まつ毛くるんが好みなので下まつ毛用のビューラーでカールを付けて丸い割り箸で均一に整える(まつ毛バザバサにしたい時は重ね貼りしたり密度の濃いものに貼り替えたりします)。力入れすぎるとまつ毛が抜けたり切れたりするので程よい力加減で。ちなみに私は左利き。

リキテックスのマットパーマネントバーニッシュで関節補強。膝、足首、手首、肩と股関節も緩かったので塗り塗り。


マットパーマネントバーニッシュの使い方は別記事にまとめてあるので、詳細な手順はこちらでご確認ください。

マットパーマネントバーニッシュが乾いたら、ヘッド組み直して服を着せ付け。
ウィッグを被せて、最後にウィッグ用オイルスプレーとワックスで仕上げてリペア完了。

レスキューした時の状態
リペア&メンテナンス完了

左が数年前に里子で我が家に来たルナティックホワイトラビット。

右が先日リサイクルショップから連れ帰って今回リペアした子。
ベストのチェーンと繋がったドクロチャームはカンが劣化で割れてしまい再装着できなかったので何か別の方法を考え中。
帽子、モノクルは付属なし。

双子だけどやはり少し違う。 アリスのあなたはどちらのラビットを追いかけますか? (慌てて撮影したので所々にアウトフィットの着せ付けの粗があってスミマセン またちゃんと撮影します。)

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