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ジャンクダル・ジャンクテヤンのリペア記録⑤ ウィッグを整える2段階目

2024年7月19日
ボサボサだったジャンクテヤンのウィッグはここまで落ち着きましたが、拡大するとチリチリの毛や細かいはね毛がまだ目立ちます。 ここからはヘアアイロンの熱で縮れた毛や癖のついた毛を強制的に伸ばしていきます。


細かいチリチリや跳ねた毛がまだある


※やり方は紹介しますが、熱で繊維が溶けて逆に状態が悪化したりする場合もあるのでこのケアは自己責任でお願いします。

ダルのほうが分かりやすいのでダルウィッグで解説します。

アイスコーヒーのペットボトルに水を入れて、底と4面を養生テープで固定。キャップの部分にはウィッグのサイズに合わせて新聞紙を丸めて止めたら0円工作のウィッグスタンドに。ヘアアイロンで多少引っ張っても倒れないので、安定感あるしロングヘアもOK。何より新聞紙の大きさを変えればいろいろなサイズに対応できるので見た目は悪いけどメンテナンスの時には役に立ちます。

水を入れたスプレーで濡らしながらブロッキングしてはねた毛や縮れた毛 をヘアアイロンでストレートに。
※繊維の種類や、温度高すぎると溶けたり余計に縮毛したり悪化するので、もうここからは完全に自己責任です。


1回はウィッグネットに縫い付けられたウェフティングの段ごとに、襟足から頭頂部へ。

2回目は縦に毛束取りながらブロッキングしてヘアアイロン当てます。(耐熱ウィッグかどうか自信がない時は濡らして絞ったリードクッキングペーパーで髪を挟んでその上から様子を見ながらヘアアイロンを当てます)。

ある程度 整ったらウィッグネットに新聞紙を詰めて部屋干しで自然乾燥。 この子はもともとデフォルトがストレートヘアの子なので特に巻いたりしませんでした。
まだ毛先はにはねはありますが、ウィッグ用のオイルスプレーなしでもここまで艶が戻ってきました。

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