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小1・小3・小5の壁シリーズ

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2020年12月の記事一覧

【小1の壁⑥:算数のラスボス】繰り上がり繰り下がりの計算

小1の壁:算数編も最後になりました。 【小1~小3で学ぶ計算の単元】 ①数処理(数の三項関係) ②数概念(序数性と基数性) ③1桁の足し算  ④1桁の引き算  ⑤2桁+1桁の足し算 ⑥2桁ー1桁の引き算 ⑦繰り上がりの足し算 ←今回はココと ⑧繰り下がりの引き算 ←ココ ⑨足し算の筆算(ここから小2) ⑩引き算の筆算 ⑪九九 ⑫掛け算の筆算 ⑬割り算の筆算 【小1算数のラスボス:繰り上がり繰り下がり】小1算数のラストで勉強するのは「繰り上がりのある足し算」「繰り下がりのあ

【小1の壁⑤】ひらがな・カタカナ「書き」学習のポイント【小学校入学準備にも】

前回は文字の読みについて述べてきました。今回はいよいよ文字の「書き」について考察します。 【未就学~小1の国語の学習ピラミッド】 【ピラミッドの構成】 ①読み聞かせ(音→文字) ②音読(文字→音) ③ひらがな(の書き)←今回はココと ④カタカナ(の書き)←ココと ⑤小1の言葉の意味(語彙) ⑥ひらがな・カタカナ混じりの文の読み ←ココ ⑦小1の漢字 ⑧小1の漢字・ひらがな・カタカナ混じりの文の読み 【文字がうまく書けない原因】昨今の保育園、幼稚園では小学校入学前に「ひら

【小1の壁④】小1算数の「いくつといくつ」は超重要【序数性と基数性とは】

以前支援していた子(仮にAちゃんとします)で実際いたのが、ゲームのUNOはできるのに大富豪ができない子がいました。 UNOは同じ色か同じ数字を出すゲームです。 大富豪は出されているカードの数字より大きい、もしくは小さいカードを出すゲームです。 UNOをしている時は、Aちゃんは間違えずにカードを出せます。つまり視力や数字の認知に問題はないということです。 が、大富豪ではAちゃんは場に「10」のカードが出ている時に、「5」を出したりします。つまり、10と5のどちらが大きい

【小1の壁③/音読】うまく読めない理由を考える【読み書き支援法】

・音読がたどたどしい ・ひらがな、カタカナを書き間違える ・小1の文章読解問題ができない これらは「音読」の力が弱いかもしれません。 【音読の重要性】 【ピラミッドの構成】 ①読み聞かせ(音→文字) ②音読(文字→音)←今回はココ ③ひらがな(の書き) ④カタカナ(の書き) ⑤小1の言葉の意味(語彙) ⑥ひらがな・カタカナ混じりの文の読み ⑦小1の漢字 ⑧小1の漢字・ひらがな・カタカナ混じりの文の読み みなさんが小学校低学年の時、やたらと音読させられた記憶はありません

【小1の壁②/数処理】算数のつまずきやすいところ【遅れを取り戻す】

今回は算数の小1の壁についてです。 算数の小1の壁は、想像以上に高く頑丈です。しかも、小3になってから気づくことが多いです。 【小1でぶつかる算数の壁】下の図が小1~小3の算数学習のピラミッドになります。水色が小1、黄色が小2、緑が小3で学ぶ単元です。 【小1~小3で学ぶ計算の単元】 ①数処理(数の三項関係)←今回はココ ②数概念(序数性と基数性) ③1桁の足し算 ④1桁の引き算 ⑤2桁+1桁の足し算 ⑥2桁ー1桁の引き算 ⑦繰り上がりの足し算(ここから小2) ⑧繰り下

【小1の壁①/音韻】小1国語でつまずくところとは【文字の読み書き支援法】

以前、小1・小3・小5の壁について記事にしました。 今回は小1国語でつまずきやすいところがどこにあるのかを解説し、小学校入学後つまずかないようにするためのより具体的な対策法、「ぶつかってしまった」かもしれない子どもたちの支援方法についてお伝えします。 【学習進度と壁】こちらが、小学校6年間の学習進度です。 進み方は一定ではなく、ゆっくり進む時期と早く進む時期があります。 この早く進む時期に「壁」にぶち当たり、そこで学習が足踏みしてしまう子どもたちがたくさんいます。