ネット社会、SNSとの向き合い方

✣ さあさ 注目、御立会い。


なんだか最近どうも何かする気が起きない、
どうも綺羅ちゃんといいます。

年齢は27の適齢期。
そろそろ秋夜の涼しさに人肌の温もりを感じたい
そんな頃合い。

仕事も一段落して何をしようにもコロナの影響で
外に出るのも躊躇われ、そもそも部屋着から着替える事が億劫な僕にはこうして思いつきでキーボードを触る以外にやる事がない。



✣ 閑話休題 ✣



最近よく感じるのだけれど、
いまの日本ってめちゃくちゃ生きづらくない?

出る杭は打たれるどころか撃ち殺されるSNS
なんなら自分と考えが違うという理由だけで他人を烈火の如く誹謗中傷したり自分の事を完全に棚に上げて他人の粗探ししたり。

Twitterなんかトレンドに毎日政治批判系のワードが入ってるよね。

元々日本人は陰気で攻撃的な性格だし、
まあこういうネットの荒れ方は多少仕方ないところはある。

確かに感染症対策の対応やらこれまでゴマカシ続けてきた分のツケが回ってきて非難されるのは分からなくもない。

けど、少し考えてみてほしい。

それってそこまでやる必要あるか?とね。


僕自身もどちらかと言うならばいまの政治に不満はある。けどそんな事もう5年10年続いてるしね。
今更人を殺す勢いで問題視しなくてもいいんじゃないかって思う。

政治家が国会で寝てたり、素っ頓狂な政策を打ち出してみたり、朧げに46という数字を思い浮かべてみたり、別にいいんじゃないかと。

「私はお国のために、見ず知らずの他人のために自己犠牲をしてこの身朽ちるまで働きます!」
なんて志を持って働いてる人がこの世の中に居ると思うか?

そりゃ「テイ」は必要だけれども。

誰しも自分が一番可愛いし、自分が一番大切でしょ。


自分に置き換えて考えてみよう。

例えば勤め先の「経営理念」てあるよね。

この理念を口にして言える人はたくさん居るだろうけど、実践してる人って見たことあるかい?


「お客様に笑顔と安心を届けたい」
「お客様の10年先を想って」
「誰からも愛される企業であるために」


これを朝8時から夕方17時まで常に頭の中に入れて、このためだけに働けてる人ってどれだけ居るのよって話。

経営者でもなかなか四六時中は難しいでしょう。

にも関わらず、普段の自分達は棚に上げて
「政治家とはこうあるべきだ」という理念や指標を振り翳して暴れる人たちがいるでしょう。

それってとっても傲慢で、自分たちで生きづらい世の中を作っていってるって思わない?


でも、そういう事言う人に限って
「政治家はおれたちの税金を使ってるんだからやって当然」「政治家はおれたちが食わせてやってるのに!」みたいな人がいる。

僕自身ここ数年、たぶん人の何倍も何倍も毎年税金を納めているんだけれど、政治家を食わしてやってるって感覚はないんだよね。

じゃあSNSでよく見るこの人たちって年間政治家何人分の給料を納めてあげてるの?と思うよね。

あれ?日本ってそんな裕福な国だっけ?

それもそう、塵も積もれば何とやら。だけれど、
所詮こういう人たちは「塵」でしかない。

僕でもやっと目に見える埃の粒くらいな存在だ。

話が少し逸れたけれど、とどのつまり他人のために自己犠牲を払う人など本当にひとつまみしか居ないという事。


政治家は自分(政治家)のために働くし、
企業家も自分(自社)のために働くし、
会社勤めだって自分(の生活)のために働く。


誰か(何か)に助けてもらえるのは、
赤ん坊や子どもの間だけ。

そんな事にいい歳して気づけていない人間が
こと今の日本、ネット上にはめちゃくちゃ多い。

わかりきった事だけれど、世間はみんなのお母さんじゃない。

自分を支えてくれるのは、他人ではなく自分だという事にいい加減気づかないといけない。

他社のために自己犠牲する会社がないように、
政治家も同じく政治家個人が他人のための仕事はしない。けれどもそれは人間である以上仕方がないと割り切るしかない。


先に書いたように僕もいまの社会に不満はある。
実際住みにくい、生きづらいと感じている事が
それを証明している。

けれど、僕は自分の生活のために働いている身分で、貧しい国に自己資金で学校を建てたり鉄道を引こうなどとも考えた事がない。

全て自分の生活と、私欲のために働いている。

だから他人に対して、他人のために働けと発言できる権利は僕にはない。


もう、日本は昔のように豊かな国ではなくなってしまった。

日本は急速に成長した。色々な意味で。

100年前はまだ武器を持って戦争してたし
300年前はやっと目安箱が置かれたような国がですよ。

そんな数十年、数百年で人は変われませんて。
にも関わらず我々はよくやっていると。

もう少し自己肯定が必要なんじゃないか。

そう考える事が増えました。


柳に風という諺がありますよね。

僕は社会人時代、若かりし僕はいくら注意を受けても言うことを聞かず、よく上司が僕に対して言ってました。

「お前はどれだけ言っても本当に柳に風だなあ…」

だって自分が間違っていないと思う行動をとって、それを指摘されたからといってその指摘に納得ができなければ行動を改めたりはしないでしょう。

もちろん、会社に雇われている身なので本当は指示を聞くべきです。が、ここで言いたいのはそういう事ではなくて。

よくよく考えてみるとあれ?て気づく事があったんです。


柳に風って寧ろ褒め言葉じゃね?


言葉を変えるなら「肝が座ってる」「大胆不敵」
「スルースキル」「人をナメてる」

これってもしかしたら現代において、
特にことインターネット周りにおいての必須スキルなんじゃあ…と思ったわけです。

いにしえの言葉「よそはよそ、うちはうち」
じゃないですけれど、本当にその感覚が失われてきてないかと。

オンライン上で誰とでもリアルタイムで繋がれてしまう環境に慣れてしまい、そもそも論あなたはあなただという事実に目を向けていないのではないかと。


隣の旦那さんは洗濯も家事もしてくれてる?
だからなんだと。

周りの会社はあんな福利厚生が。あんな待遇が。
だからなんだと!

同級生のあいつはあんなに稼いでる。
だからなんだと!!


周りを見過ぎて、気にしすぎて、自分を見失ってないかと。

そんなに他の待遇がいいならそこへ行けばいい。
誰も強制なんてしていないし、自由だ。

別に周りは見なくていい。
だって自分は自分のために生きるのであって決して他人のために生きていないから。

勝手に自分と周りを比較して、自分が劣っていると思いたくないから他人を誹謗中傷して無理矢理自分の土俵に立たせようとするような人もいる。

そこには向上心のかけらもない。

死体と同じ、いや人の足を引っ張る分よっぽど
タチが悪い。

最初から気にしなければいい。
そして突っかかられた方も相手にしなければいい。

どちらか、または両方に心の余裕がないからいまのインターネットの生きづらさを作っている。

僕はそう思います。


そして、これらは正直目に入れるだけでも疲れてしまう。
そうしていままで関わってこなかった人たちを巻き込んで嫌な思いを伝播させていく。

言わなくていい事、誰かを傷つける事、
誰かを貶める事、自分のためにならない事

これらはしなくてもいい、普通の人間はしない事です。

自分に得があるならわからなくもない。
仕方のない理由かもしれない。

けれどそうじゃない。
完全に他人の足を引っ張ってやろうという人があまりに多く、目立つ。


せめて、これを読んだ人は心穏やかに
自分の人生を、時間を、自分のために使うことのできる賢い人になって欲しい。

それが、この国のためにもなるし、個々の環境の改善やスキルアップにも繋がる。

僕は向上心を持ちたい。人であるから。



疲れたからこの辺で。          綺羅



一緒に頑張りましょう!💕 僕はみんなと共に学び、育ち、そして成功します!