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人に頼る事が得意な人、そうじゃない人
世の中には上手に周りに頼って特をする人とそうじゃない人がいる。
私はそう思っています。
自分の知人のある人は義母と同居しながら共働きで、子供を3人出産し、家事や子供の保育園の送り迎えもサポートしてもらっています。
そしてある人はシングルマザーであっても、実母にも頼りたくないという理由で、同居もせずたった一人で子供を育てています。
前者のような人はおそらく人に頼ることが上手。
笑顔で「すみません〜お願いしますありがとうございます〜」
といいながら上手に周りに頼り、特をしていくタイプ。
後者のような人はおそらく人に頼ることが苦手。
頼ることに対して申し訳なく感じてしまったり、無償で頼ることに対して抵抗を感じてしまい、自分一人で頑張ろうと、損をするタイプ。
自分はどちらかと言うと、後者です。
例えばワンオペ育児で自分が風邪をを引いてしまって家事育児が困難な時、義母に頼ることは出来ますが、
“家も近くないし、ここまで来るのに大変だよな〜、そして来てもらったら後々お礼しに行かないとならない、それも面倒だな、辛いけど夫が帰ってくるまで一人で頑張ろう”
実母に頼ることも出来ますが
“新幹線の距離だし、交通費かけて来てもらうの悪いな〜、時間もかかるし、父の夕飯の準備もあるだろうし、身体はなんとか動くし一人で頑張ろう”
このような思考回路になってしまいます。
頼ると言っても家事代行業者やシッターさんなど、仕事として来てもらって報酬を払う分には問題なく頼れます。
無償で頼ることがうまく出来ないのです。
“頼ることは実は難しい”
自分のような人は実は少なくないのかもしれない、これは患者さんと話していると感じます。
病気の説明、治療の説明でどうしても家族に話をしなければならいない場面で、ある人は妹がいるけど、疎遠であまり頼りたくないから病状説明には呼びませんと。
またある人は、同居している息子がいるけど、仕事で忙しいし休ませたくないから病院には連れて来れませんと言っていた記憶があります。
もしかしたら頼る事にも訓練が必要なのかもしれません。
全く疎遠な親戚に急に頼ることは確かにハードルが高いですが、身近な人に小さなお願いをする、そうすればその人も小さな頼み事をしやすくなります。
小さな頼み事をしあえる関係性が築けていれば、本当に困った時も頼りやすくなります。
そうは言っても私のような人にはそれが難しい、ただ確実に言えることは、頼れる人がいないと不便である、ということです。