御朱印をご依頼される寺社さまは必ずご確認ください
こんにちは!はんこ屋「吉報堂」のSNS担当 兼 御朱印専門店「吉報堂」の御朱印担当 兼 代表戸締役の「あやしいはんこ屋」こと「こずますげお」です(笑)
本日は真面目なお話を・・・
御朱印専門店「吉報堂」では品質重視で御朱印を謹製しております。(おかげ様で創業以来1500箇寺社を超えるご依頼をいただいております)。もちろん、同業者のはんこ屋さんでも御朱印を作っているところもありますが、先日、私の趣味である御朱印巡りでとても残念なことがありました
2021年12月に「厚木十二支寺社巡り」の十二支をモチーフにした御朱印を謹製させていただきました。そちらに押されている添え印の写真をご覧ください
見ていただくとわかると思いますが右の印が黒っぽくなっているのにお気づきかと思います。左は御朱印専門店「吉報堂」謹製、右は楽天にも出店している「S印房」さん謹製のもの
では印面を見てみましょう
どちらも黒色のゴム印ですが、なぜS印房さん謹製のハンコは印影が黒くなってしまうのでしょうか?
実はゴム印の色ってこんなにあるんです
一般的にはオレンジ色のものが多くあります。これは製作工程で文字の欠けや不良が無いか確認するのに見やすいからという理由からだと先代から聞いております
お気づきでしょうか?下の列右から2番目に「ブラック」があります
黒いゴムでも通常ラバーが存在するのです。もし通常ラバーで製作したゴム印で朱肉を使って押印していると・・・
S印房さんのハンコはここまでなっていませんが、朱肉の汚れを取るためにボロ布で拭いてみると・・・
あらら、ボロ布が黒くなってしまいました。これは解けてしまっていますね。まさかと思い注文ページを見に行ってみましたが「耐油性ラバー」とか「朱肉使用可」などの文字は見当たりませんでした
御朱印をご依頼される寺社さまは十分ご注意ください
御朱印専門店「吉報堂」で使用しているゴムは、通常ラバー(オレンジ色)の約2.5倍耐久性があると言われている耐油性ラバー(NBR・ニトリルゴム)で製作するため朱肉の油分にも融けません。 また、有害物質であるフタル酸ビス(DEHP)が含まれていない「RoHS指令」に準拠したラバーで人・地球・環境にやさしく対応しています
御朱印はお寺さまや神社さまと参拝者さまを繋ぐ約1000年もの歴史を持っている大切な「日本の文化」です。 神社仏閣を訪れ参拝することで得られる安心感や御朱印を通じてコミュニケーションが生まれるなど・・・大切な神仏具です
専門店だからこそできる他社にはないサービスや、約1500箇寺社さまからのご依頼で蓄積されたノウハウと技術力で様々なご要望にもお応えします
また、御朱印以外にも 御酒印/御宿印/御湯印/湯朱印/御書印/御城印/武将印/御船印/魚朱印/御山印/御周印/御乗印/御○印/○○印 などの 御朱印風記念印(御朱印風スタンプ)も製作しております。長年に渡り、寺社御朱印製作で蓄積されたノウハウと技術力で記念印押印業務をお手伝いいたします