久々にエアコンをつけずに過ごした夕方(未来のわたしとの交換日記8.17)
朝起きて、少しの間空気の入れ替えをした後は、もう暑かったのでエアコンをつけてリビングで過ごしていた。
涼しい部屋で、作業をしながら、赤い霊柩車36を見て、途中でチャングムの誓いにチャンネルを変え、科捜研の女を見て、相棒を見て、夕方のニュースだった。テレビばかりだな。(午後は、テレ朝の刑事物再放送にとてもお世話になっている。)
携帯の速報で静岡県浜松市が41.1℃を記録したことを知る。計測を始めてからの歴代一位タイとのことだ。でも今年は、歴代を更新する日があるのではないかなと、こっそり思う。
毎年こんなに暑かったのだっけ?とおもいつつ、過ごしている。ゲリラ豪雨は毎年のことだけど、雷はこんなにたくさんあっただろうか…去年のことなのにてんで思い出せなくて、なんだかな…と思う。
洗濯を取り込むためにベランダに出た母が、くもってるし、そこまで暑くないかもと、声をかけてきた。
少し外に出てみると、たしかに「暑さ」は感じるが、昨日ほどの暑さはない。太陽が出ていないからかジリジリした暑さはないし、まとわりつくジトッとした暑さもなかった。
空気の入れ替えのためにも一度エアコンを止めて扇風機の風だけで過ごす。夏の暑さを感じながら、エアコンつけなくてもイケるな…なんて思いながら2時間ほど過ごした。最近、熱中症になるのは…とエアコンを使うよう意識しているけれど、去年までの夏のわたしは、なるべく扇風機で過ごしていた。夏は暑いのが当たり前、冬は寒いのが当たり前と思って、あまりエアコンに頼らず生活してきた。
でも今年は、熱中症で病院へはいけない!というのと、同居の両親を気遣って、暑さ我慢大会をやめエアコンをつけるように意識していた。
ただ、外出自粛や自宅作業の中、買い物以外ほぼ出かけなくなると、暑さを感じたり、夏を理由にたくさん汗をかかないのも少し不安に思っていた。昨日も一昨日も外を歩いた時間はあったけれど、外にいて感じる暑さと、家ですごしているときに感じる暑さは別物のように思う。
エアコンを止めた2時間で、夏の生温かい風や、セミの声、広報の声、チャイム、家路を急ぐ人の声が窓から入ってきた。扇風機を浴びて、そこまで暑くないと思っていたけど、ゴロゴロしていた背面は少し汗をかいていて、風も止んだし、再びエアコンをつけよう、と、窓を閉めた。
どこの家もエアコンで過ごしているのだろう、誰かの家の夕飯の匂いや人の生活気配を感じることも少ない。寂しい。
「秋」が来るのは、暑さが去るのはいつになるんだろう。
夜、いつもなら、リビングで見る最後のテレビ番組が始まるときに、リビングのエアコンを消して、自分の寝室のエアコンのスイッチを入れて寝る準備を始める。だけど、今日はなんとなく、寝室のエアコンをスイッチを入れる気分にならなくて…なんの準備もしないまま寝室にきてしまった。
部屋がそこまで暑くは感じられず、窓を開けてみるとセミも煩くない。なんなら秋の虫か?というような虫の音も聞こえた気がする。
窓を閉めていると、雨が降ってきたのかにも気づかなければ、雷のなり始めにも気づかない。時間も、外からの匂いも、虫の音も、わからなくなる。些細な音の変化や、空気の変化に気づけないのだ。なんだか寂しい。感じられるはずの変化を、遠くの気配を、自分の感覚を手放してしまう感じがして。
去年までは、エアコンにあまり頼らず窓を開けて過ごしてたから、人が帰ってくる声とか、テレビを見てる音、行ってきますの声とか、朝の気配、保育園のお散歩の声まで入ってきてた。木造のアパートだったし、隣や上の音が響いてきて嫌だったことも多いけど、ご近所付き合いはそれなりにあって、隣のおじさんがご飯を作る音や匂いとか、洗濯を干す音とか、平和だなと思っていた。きっと誰かの生活してる気配が窓から入ってきて、安心してたんだな。
(本来、防犯上は良くないので、夜はちゃんと窓を閉めて寝ましょう!!)
このまま、寝られそうだから、エアコンをつけずに寝ようと思う。寝辛くて、寝られなくて起きたらそれまで。その時スイッチを入れようと思う。がんばってくれ!せんぷうきサマ!!
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扇風機のまま、朝まで寝られた。暑くなかったわけではないけど、夏の夜を過ごした。扇風機の風を浴びつつ、外からの風も入ってくるからいつもよりとても早く起きている。目覚めもいい。エアコン特有の、朝の気怠さもない。
これはこれでいいな。と思う。
今日の夜はどうするのかまだわからないけど、外の気温と、自分の体調と相談して、エアコンとも仲良くしていきたいところです。
未来のわたしとの交換日記
8月17日エアコンといい関係を気づきたいわたしより
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