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Crypto of Eternal Crypt~無限地下聖堂の隠された聖遺物~ECWizプレイヤーへ捧ぐゆるい界隈用語集

今回は、暗号資産界隈でなにかと用いられる、ほかでは聞き慣れない用語群について、極力日本語に置き換えてまとめてみる。余計にピンと来なくなるかもしれない。


1.基本用語

・クリプト(crypto)
cryptocurrencyの略語にして暗号資産の総称。
<使用例>拙者がクリプトを触り始めたのは2014年ごろでござるよ(ドヤァ
・ブロックチェーン(blockchain)
暗号資産の根幹になる技術。通信網上にある端末同士を何も経由させずに接続(P2Pネットワーク)し、暗号技術を用いて取引の履歴を分散的に処理、記録する仕組み(分散型台帳)。取引の参加者全員が同一の台帳を共有することで情報の信頼性を確保する。一定期間の取引記録が格納された数値情報の塊を「ブロック」と呼び、個々のブロックには当該取引記録に加えて1つ前に生成されたブロックの内容を示す「ハッシュ値」と呼ばれる情報を格納する。生成されたブロックが時系列に沿って鎖のように繋がっていく数値情報の構造から、「ブロックチェーン」と呼ばれる。事業(プロジェクト)ごとに異なる鎖(チェーン)を持つ。種類がいっぱいありどんどん長くなって切れたりもつれたりしないか心配になるが、大丈夫らしい。特定の企業などの運営者がおらず非中央集権を実現した「パブリック型」、特定の運営者が管理する「プライベート型」、特定の多数の運営者が管理する「コンソーシアム型」に分類できる。概念はおぼろげに理解できるが具体的にどう実装されているのかは全然わからない。だが、それでいい。
・アルトコイン
ビットコイン以外のすべての暗号資産(仮想通貨)の総称
・ステーブルコイン
法定通貨や市場で取引される国際商品など、裏付けとなる資産を担保に発行し、取引価格の安定性を実現するよう設計された暗号資産。USDT,USDC,JPYCなど。
・BCG(blockchain game)
ブロックチェーンゲームの略語。NFTゲームとも呼ばれる。暗号資産のブロックチェーン技術をゲームに応用したもの。
・NFT(Non-Fungible Token)
一点ものであることが保証された暗号資産。非代替性暗号資産。
・Mint
NFTを新たに発行すること。直訳すると「鋳造」である。あらゆる数値化された画像、動画、音声などをもとに発行可能である。エクウィズではゲーム内で2人の冒険者NFTから1人の冒険者NFTをMintできる。またレアアイテムの冒険者の灰と失われた魂からもMintできる。
・リビール(Reveal)
訳すと明らかにする、公開すること。購入時は最初は同一画像だがあるタイミングを経ると本来の画像が公開される仕組み。ガチャと似ている。明らかになるタイミングは、所有者にNFTが送付されたとき、事業計画が決める日時、何かのイベント時と、様々である。
・ウォレット
暗号資産専用の保管場所。暗号資産としての数値情報を格納できる自分だけの財布のようなもの。暗号資産市場と接続して間違いなく暗号資産を手に入れた事が記録される。世界の通信網に繋がっているものを「ホットウォレット」、繋がっていないものを「コールドウォレット」と呼ぶ。取引所の口座にも同じ機能があるが、比較的ウォレットの方が安全性が高い。
・ポリゴン(Polygon)
エクウィズで採用されている仮想通貨鎖(ブロックチェーン)。イーサリアムの第2層(レイヤー2)のひとつで、イーサリアムと相互運用できる。イーサリアムの需要過多による処理遅延や取引手数料の高騰問題を解消するために開発された。処理が高速であり、かつ取引手数料が安い。基軸通貨名称は「MATIC」。分散型応用命令手順書(DApps)の開発ができる。
・スキャム(SCAM)
暗号資産界隈に横行する詐欺。通信網上の検索言葉を利用した(釣り)フィッシングや、SNSを利用し言葉巧みに通信網上の財布(ホットウォレット)の保管場所(アドレス)などを聞き出し資産を盗んだり、ICOと称して偽の事業計画に勧誘し投資をさせて持ち逃げしたり、手口は様々。明日は我が身である。気を付けよう。

2.事業企画(プロジェクト)関連用語

・ICO(Initial Coin Offering)
企業が暗号資産を新規に発行、販売して資金調達を行うこと。株式のように保有者に議決権や配当の支払いもない上、証券取引所が行う上場審査のようなものもないため、簡単に資金調達できる反面、信憑性や事業の展望などが客観的に判断しにくい。これを利用した詐欺も横行している。
・IEO(Initial Exchange Offering)
暗号資産を用いて企業が資金調達を行う手段のひとつ。発行した通貨(トークン)を取引所に委託して販売する。取引所が企業や事業計画の審査を行ない、一定の予約期間を設けて希望者に抽選などで先行販売する。ICOと比較して信頼性が高い。
・TGE(Token Generation Event)
暗号資産を用いて企業が資金調達を行う手段のひとつ。法的に問題がないか、通貨の利用方法、流通の仕組み、財務状況、事業の実態、調達資金の使途などを専門の調査機関が精査するため、信頼性が非常に高い。エクウィズはこれをしているらしい。
・INO(Initial NFT Offering)
NFTを用いて企業が資金調達を行う手段のひとつ。事業計画の概要やロードマップなどを公開し、事業開始前に一定の予約期間を設けて実施される先行販売。販売数が限定されているため価値が高まりやすい。エクウィズではAL方式を採用している。
・White Paper
もとは政府などが発行する「白書」のこと。事業計画書、あるいは取扱説明書。暗号通貨の発行やBCGの公開をするに当たってその目的、将来目標、ゲームシステムなどの内容、機能、通貨(トークン)比率、今後の事業予定表(ロードマップ)などを詳細に記述したもの。
・Lite Paper
ホワイトペーパーを簡略化したもの。
・WL(White List)
事業計画の参加(出資)登録者リスト。一定の条件を満たすと登録でき、暗号資産(通貨やNFT)の優先購入権を獲得できる。優先購入権そのものを指すこともある。
・AL(Allow List)
WLの言い換え。WhiteやBlackという表現が忌避され、ALと呼ばれることのほうが多くなっているらしい。
・エアドロップ、エアドロ
新しく発行する暗号通貨やNFTの知名度を上げるために、発行体である企業や取引所が販売促進(マーケティング)戦略の一環として実施する無料配布行事。
<使用例>XRPガチホしてたらSGBエアドロキターー!
・giveaway
無料でNFTやALなどを進呈する企画のこと。簡単な応募資格要件を満たすともらえることがある。
・AMA(Ask Me Anything)
事業企画の運営者が通信網上で開催する説明会あるいは交流の場。事業の正式公開前によく実施される。「なんでも聞いてください」という意味の略語。XやDiscordなどでしばしば開催される。
・ゲームギルド
BCG参加者が支障なく行動(プレイ)できるように、ゲームの初期投資に必要な資金や道具の貸出、情報提供などあらゆる面から参加者を援助する任意団体。昨今の投資家はこのゲームギルドを投資先として有望視しており、非常に注目されている。多くはDiscordに窓口が用意されており、気軽に参加できる。日本ではLGG(LCA GAME GUILD)、YGG(Yield Guild Games)Japan、JGG(Japan Gaming Guild)、SGG(Samurai Guild Games)などがある。
・TGS
東京ゲームショーの略語。死ぬまでに一度行ってみたいやつ。
<使用例>来月のTGSのアジェンダがデスマーチなのにデグレっちゃった

3.経済用語

・ステーキング
ある仮想通貨において一定期間一定額以上を保持することでその仮想通貨の共同体(コミュニティ)の意思決定や合意形成を行う決まりごと(コンセンサスアルゴリズム)の運用に寄与し、そのリターンとして一定の利率の仮想通貨を得ること。取引を行うことなく仮想通貨を増やせる。銀行の預金と似ているが利率がかなり高め。
・流動性
ある暗号資産がどれくらい売買しやすいかを表す指標。売りやすく買いやすい状態を流動性が高いという。
・gameFi(ゲーミファイ)
gameとFinanceを組み合わせた造語。ゲーム内通貨として暗号資産を入手することができるゲーム。
・DeFi(Decentralized Finance)
分散型金融。ブロックチェーン技術を使い、中央管理者(政府や銀行)を通さず使用者同士が直接取引や管理を行う。仲介者がいないので速く安く取引できる。
・DApps(Decentralized Applications)
分散型応用命令手順書(分散型アプリ)。「スマートコントラクト」を応用して開発されるアプリの総称。エクウィズのように「ブロックチェーン上で動作するアプリ」でだいたい合ってる気がする。違ってたらすみません。
・Web3、Web3.0
(Web2.0の)次世代WWW(World Wide Web)として提唱されている概念。分散化、ブロックチェーン、暗号通貨を基盤とした経済などの要素が取り入れられている。大手IT企業にコンテンツが集中している現在のWeb2.0とこれを対比させるために用いている。









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