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〈タイムスリップ2004-2005〉あのころ、私は野球観戦に夢中だった

現在、こんな思いで↓2000年代にタイムスリップ中です♪

2003年から2006年頃まで、私はプロ野球観戦に夢中だった。
きっかけは2003年の阪神タイガースの18年ぶりのリーグ優勝だった。ダメダメな弱小チームがカリスマ性のある監督のもと個性を発揮し、力を合わせ、「所詮あいつらに優勝なんか無理!」と嘲笑う周囲をよそに快進撃を続ける……というストーリーが好きなのだ(だから、ジョホールバルにも魅せられた)

最近はタイガースどころかプロ野球さえ見なくなってしまったので(スポーツニュースすら見ていないので、パリ五輪がはじまっていたことにすら気づかなかった…)、今の阪神タイガースのことは知らない。
だけど、2003年の阪神タイガースは、とても魅力的なチームだった。

この頃のわたしは“可能性だけがキラキラしている“アスリートが好きだった。だから、サッカーでは中村俊輔選手だったし(遠藤保仁選手もこの頃から好きだった)、タイガースでは……虎のエースこと、井川慶投手を応援していたのだけれど(おなか以外は)、あんなにコントロールが悪いのに、彼はなぜにメジャーに行ったのか(遠い目…)

サッカー友達でもあった友人……イニシャルをとって、友人Mとしよう……友人Mには「野球には興味なーい」と言われてしまったため、野球に興味のある知り合いやネットを通じて知り合った人と観戦。プロ野球は月曜以外は試合があるため、テレビ観戦だけでも大変だった(なにがどう大変だというのか💦)

実際に見に行ったのは、以下の3試合。ペナントレースは、なかなか敷居が高かった。

【2004年11月3日】
東西対抗戦@東京ドーム
ネットで知り合った方と現地で合流して観戦。
何度かメールでやり取りはしていたけれど、リアルで会うのは初めて。とても話しやすい方だった。その後、しばらくメールと年賀状のやり取りが続いたと記憶。

東京ドームも超久しぶり。

まだフォトショが入っていた頃、ぼかしたらしい(フォトショほしい!)

西軍チームの皆さん↓左から6番目の異次元離れしたスタイルの「21番」は、もしかしたら大阪近鉄バファローズ時代の岩隈久志投手かもしれない。この年はバファローズが消滅し、東北楽天ゴールデンイーグルスが誕生した年でもあった。

岩隈くん、ひとりだけプロポーションが異次元

井川選手を応援していた私は、リーグが違うとはいえ、当時ものすごい豪速球を飛ばし、快進撃を続けていた岩隈投手に勝手なライバル心を抱いていた。しかし、あの華奢な体から繰り出される豪速球と独特の二段モーションには、見入らずにはいられなかった。
のちに彼は体型も投球スタイルもガラリと変えて、「ひょうひょうとした表情で打たせて取る」ピッチャーとなる。あのピッチング、好きだったなあ……って、話が岩隈投手のことに変わっとるがな💦

試合は東軍、西軍、どっちが勝ったか、忘れてしまいました。
あ、阪神ファンにとってはにっくき、中日ドラゴンズの井端選手を至近距離で見て、かっこよさにビビった覚えがあります(阪神ファンにとって、アライバは脅威でした)

試合前、東京ドーム内の殿堂博物館へ。

井川投手のグローブ(右)も展示されていました。

金本知憲選手のユニフォーム。

なつかしの野球盤も♪

【2005年4月8日】
プロ野球ペナントレース@甲子園球場

2005年春、念願かなって、桜咲く季節に阪神タイガースの本拠地、甲子園球場へ。大阪在住の友達の友達(生まれたときからタイガースファン)と野球観戦。

桜咲く甲子園球場

甲子園球場といえばツタ!
あのツタが見られるかと期待したが、季節的に無理だった。


この写真を見る限り、外野席ではなく、1塁側の内野席のチケットを確保したようだ。

甲子園球場はとにかく広かった!
浜風の影響か、選手たちの応援歌も流れがち。テレビの中継で何度も聞いていたあの選手の応援歌を生で聴けて、感動だった。

青空と芝生の対比の美しさは屋外のスタジアムならでは。

選手たちが試合前の練習に登場。観客の皆さんが色めき立つ。私も前の座席に移動し、シャッターチャンスを狙う。
53番は“レッドスター“赤星選手。他の選手にくらべると、本当に小柄。

39番は現役当時の矢野捕手(のちにタイガースの監督に)

しかし、相手チームはどこだったのだろう? 
調べてみたら、どうやら横浜ベイスターズ戦。全く記憶に残って……と思ってたら、いきなり思い出した!

この日の横浜の抑えは、“ハマの大魔神“こと、佐々木主浩投手。彼は前妻と離婚したばかり。彼が登場するとそれに関する野次が容赦なく飛び交いはじめた…ということを思い出した。忘れていたのに、思い出すものだなあ。

ちなみに先発は阪神が福原投手、横浜は“ハマの番長”こと三浦投手。延長12回、2-2で引き分け。全体的に締まらない試合で、観戦歴が長い友達の友達も、「つまんねえ試合やなあ」とあきれ気味だったのを覚えている。

それはともかく、7回裏、阪神タイガースの攻撃前の「六甲おろし」とジェット風船! 

これも見たかった光景の一つ。「ひゅー」という音とともに無数のジェット風船が夜空に向かって上がっていく。壮観だった。

試合後、友達の友達と居酒屋へ。ほぼ初対面だったけれど、とてもフレンドリーな人だった。今はどこで何をしているのだろうか? 

【2005年5月29日】
プロ野球交流戦 楽天イーグルスVS阪神タイガース@フルスタ宮城

会社員時代の経理のおねえさま方と会食したとき、プロ野球の話になり、仙台でおこなわれる楽天VS阪神戦を見に行くことに。

バリバリの福岡ソフトバンクホークスファンのおねえさまが、チケットをとってくださり、高速バスで仙台へ。

当時の楽天のホーム、フルスタ宮城は甲子園とくらべると、本当に小規模💦
そのぶん、選手たちとの距離が近かった。

残る写真は、なぜか非公認キャラクターのMr.カラスコばかり💦

カラスコ、動きがおもしろい。

この日の先発は岩隈投手、阪神はブラウン投手。試合は6-9で阪神の勝利だった。この日の岩隈投手は調子が悪かった……というか、楽天に移籍してから数年、怪我の影響なのか、以前のような投球ができなくなっていたような気がする(その後、ピッチングスタイルを変えて復活)

やっぱりここでもジェット風船。

アイリスオーヤマの看板が仙台らしい

大胆にリードを取る赤星選手(やっぱり小柄)

プロ野球の試合を見たのは、この3回だけ。
展開が早いサッカーにくらべると、全体的にはのんびり。だけど、ご贔屓チームがチャンスを迎えたときには、みな目の色を変えて応援する。その落差がおもしろかった。

私が野球観戦(というか、特定の選手に肩入れしていた)に夢中になっていたのは、2003年から2006年頃までのことで、その後は、日本シリーズやWBCのテレビ中継を見るくらいになってしまった。
サッカーもそうだけど、野球も、そのスポーツが好きというより、特定のアスリートを応援していたので、彼らが表舞台から姿を消すと、興味を失ってしまう。

今は阪神も楽天も、だいぶ選手が変わっているのだろうなあ。

サッカーも野球も(そして、私がこの後、夢中になるフィギュアスケートも!)、やっぱり生観戦は楽しい。選手たちの動きとか会場の盛り上がりとか、やっぱりテレビでは味わえないものがあった。機会があれば、観戦してみたいなあ。

現在2003年から2010年までの自分にタイムスリップ中♪ 写真を中心に当時の思い出を振り返り中です。


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