明日の夜行バスで京都に行こう10(貴船神社 本宮・奥宮・中宮)
こんにちは、こんばんわ。aoi kawaです。
鞍馬寺の奥の院参道を通り、遠くに雷の音を聞きながら辿り着いた貴船神社。
長く続く階段と灯篭は相変わらず絵になりますなぁ、という感じで一生懸命みんな写真を撮っている。
私も負けじと人の少なくなるタイミングを見計らってはシャッターを切っておりましたが、七夕笹飾りのライトアップが20時までやっているとのことで寧ろ増えていく様子でしたので早々に切り上げました。
何より少しずつ小雨が降り始めてきました。
七夕笹飾りがライトアップされていて一気に夏気分が上がります。
本宮よりも社務所やおみくじ周りが混んでいたので、ささっと一人で参拝。
前来た時もそうだったのですが、少し暗くなりかけている時間に来ると本殿の中から溢れるオレンジ色の灯りが綺麗です。
母がこの場所が好きで、川の音を届けられたらいいなと思い、少しビデオ通話で実況したら喜んでくれました。
ただ通話中にいつの間にか小雨から大雨に。
雷の音もさっきより大きくなっている。
近くで落ちているような様子はなかったですが、避難できる建物がないだけに流石にちょっと怖かったです。
ひとまず、門に戻り雨宿り。
するとさっきまでフォトスポットと化していた階段から人影が消えてました。
これはこれでラッキーだったかな。
何より貴船神社って水神さんを祀っている神社なので、雷雨で激しく歓迎されているのかもとポジティブに捉えました。
通話を切り、しばらく雨音を聞いていたのですが、通り雨とはいえつまでもここに居られないなと思い、折り畳み傘を広げて奥宮へ向かうことに。
確か道中にカフェがあったことを思い出し、そこで一休みできるかもと淡い期待をしていたのですが、残念ながらラストオーダーの時間を過ぎてしまっていて今回は利用できませんでした。
引き続き緩い坂道を登っていくと、中宮(結社)への階段が左側にでてきます。
ただもうこんな雨だし、今回はいいかなと思って真っすぐ向かうと、ライトアップされた奥宮の鳥居に到着。
水溜りを避けつつ、川の音を聞きながら緑あふれる参道を進みます。
すこし奥まった場所にあるのと、写真映えする本宮が人気なこともあり、こちらは人が少ないだろうなと思ったらまさかの誰もいませんでした。
広々していて少し寂しい雰囲気はありますが、静謐な雰囲気で私は好きです。
ただ落ち着いた雰囲気とは裏腹に、本殿の下には日本三大龍穴の一つがあり、かなり強いパワースポットらしいです。
また丑の刻(藁人形に釘を打ち付けて呪う術)の発祥の地ということもあり、人によっては怖いと感じられる場所とのこと。
御神木をよくみると釘の痕があるとか、、。
そういうのをむやみに探すのはよくないとのことだったので、全く知らずにいって正解でした。
雨が弱まってきて、ぽつりぽつりと一人旅の方がいらっしゃったので引き返すことに。
奥宮には社務所とか特にないので、言い伝えのような個人的な用事がなければ、特に長居することもないかと思います。
本宮に戻る途中、天気も回復してきたし、やっぱり結社もいっとこという感じで、こちらも参拝させて頂きました。
これも後から知ったのですが、本宮→奥宮→中宮(結社)の順で三社詣するのが一応正式な参拝方法らしいのです。
強い雨のおかげで偶然この順番で参拝できたので、雨に感謝。
貴船の川床もいいなぁと憧れつつ、本殿の方に戻ってきたのが18:00頃。
まさかの全然明るい。
寧ろ雨上がりで雲が晴れてさっきより明るい。
折角貴船神社のライトアップをやっている季節に来たので、暗くなるまで少し待とうかと思ったのですが、シャワーを浴びたい欲が強まり、ホテルに戻ることにしました。
最後にまた一枚撮ってさようなら。