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その手は大切な人を抱きしめるためにあるものなんだ

11月28日
Hump Back
ACHATTERツアー武道館

ハンプが武道館。私もハンプもはじめての武道館だった。それを想像しただけで感動で涙が出そうになるのに、当日それを目の前にして感情が大爆発した。

去年の大阪城ホールの音源のMCで武道館も行きたいなあと言っていた。それを1年後に実現させていた。ももこちゃん達はその日チャットモンチーのタオルを持っていた。ももこちゃんが初めて武道館に来てチャットモンチーを見た時に買ったものだ。「今日タオル買ってくれた人いる?一生大切に使ってな。」と言っていた。

ハンプのライブでは彼女達のハンプが大好きな気持ちが伝わってくる。拝啓では「神様なんていないぜ、HumpBackを信じてきたぜ」と歌う。MCで
15の時からHumpBackをしてきた。どんな時も、1人になっても私がいればHumpBackだった。でも今は違う。この3人じゃなきゃHumpBackじゃない。」

それを言った後にサーカスという曲をした。この曲はももこちゃんが1人だった頃の歌だ。それを今の3人で演奏しているのをみて涙が出た。メンバーが変わっても1人になってもそれでも信じて続けてくれたから今武道館にたてたんだなあと。

コードを弾きながら、
中学生が同級生を刺したという事件があった。その手は人を傷つけるためにあるんじゃない、人を抱きしめるためにあるんだよ。愛されなかった人は愛し方を知らない。だから今日、ハンプバックが音楽で抱きしめる。
というようなことを歌った。

時事問題について話すのは勇気がいると思う。でも、ロックバンドが、何かしら誰かを救おうとしていること、誰かを救ったこと、ハンプが証明してくれた。


ありがとう、HumpBack。
本当に素敵な素敵なロックバンドです。
かっこよくて芯のある林萌々子みたいになりたい。

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