音を体に刻め

10月3日
ピアフェス2日目

こんなに音楽好きでライブにいきまくっていますが、フェスというものは初めて行きました。アリーナみたいな大きな会場も初めてかも。大きい会場より小さいライブハウスで音を浴びるのが好きなこと、インディーズが好きなこと、できれば好きなバンドのワンマンを見たいこと、が理由。

今回は後輩がチケット1枚あるって言っててフェスというものに行ってみたくて一緒にいってきた。

最高だった。11時から20時までずっと音が体に刻まれていた。ずっとビートにのっていたと思う。

少しだけバンドごとの感想。

◯秋山黄色
1人だから米津玄師とかEveくんとかを想像していたのに、ゴリゴリのバンドサウンド。もうこれが良すぎて良すぎて、かっこよすぎて。楽曲はもちろん良かったのだけれど、秋山黄色という人にとても惹かれてしまった。MCの言葉、歌の歌い方、ギターを掻き鳴らしてステージを暴れまわっている姿、最高だなと。この人は音楽がないと生きていけないんだなって感じた。たぶん、スマホからの音源だけじゃこんなにも好きにならなかったと思う。ライブで秋山黄色に出会えて良かった。

◯Saucy Dog
高校生ぶりにライブをみた。インディーズ時代から聞いていたからこんな大きい会場でライブするんだ、と感動した。ゆいかちゃんのコーラスいいよね。ニコニコでドラム叩くゆいかちゃんみれて良かったなあ。サウシーは恋愛曲が多いが、わたしは恋愛曲じゃない、ゴーストバスターがすごく好きだ。聞けて嬉しかったし、少し泣いた。

◯クリープハイプ
あの、フェスとは思えないセトリでした。わたしにとってはとても最高なセトリだったけれど。尾崎さんはピアの雑誌を読んで、お金がないから本当には行けないけれど想像力があるから想像でいろんなところへ行っていたと言った。ピアのライブ情報に名前が乗ったとき嬉しかった。そしてこのピアフェスにでれて嬉しいと。（うる覚えですみません）だから思い入れのあるフェスなのかなと。二十九、三十でライブを終え、長いお辞儀をして去っていった。二十九、三十はもう無理かもしれないというときにいつも聞いている。前に進めと言い聞かせている。1番好きな曲。

◯NUMBER GIRL
音圧がすごくてすごくて息ができなかった。なんだあれ。ロックバンドってこういうことをいうんだと思った。これ以上言うと陳腐になるから黙ります。言葉にはしては行けない気がする。ジャズマス買うと決意。

◯ ASIAN KUNG-FU GENERATION
アジカンはしっかり聞き始めたのが大学に入ってからだから多くを知っているわけではないけれど。とてもよかった。尊敬するナンバーガールの後にトリをつとめるから気合入っていた。ソラニンってなんであんなにいい曲なんやろな。でも今回の中ならRe:Re:が好きです。

他のバンドもとっても良かった。本当に。

サウシーからアジカンまでの7バンドはサークルでコピーしている人たちがいて、それに重ねながら聞いてしまった。この曲学祭で聞いたなとか、アフロ被って歌ってたよなとか。ちょっとだけ懐かしくて、羨ましかった。

わたしもバンドしたい。音楽したい。

あとやっぱり音楽業界に貢献できるような仕事につきたいなって思った。来世は絶対にバンドマンになるけれど。今は音楽が、誰かの一部になれるように、救えるように、何かしたい。