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あの頃がよかったなんて

3連休は音楽漬けだった。金曜日は法政大学でw.o.dを見た後、下北沢に向かった。土日は卒業したサークルの後輩たちの学祭ライブを見に行った。久しぶりにライブについて書こうと思う。

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【INDIE INDIE INDIE@下北沢DaisyBar】
去年死ぬほど通った下北にはあまり来なくなった。ライブも久しぶりで地下に降りる階段が少し怖かった。

・(O.A.)grating hunny
大学生くらいの若手かな?と思っていたら高校2年生とのこと。17歳とは思えないほどのライブだった。彼らには恐れとかそう言ったものが見えなかった。というより、見せていなかった。MCで「音楽は楽しむだけじゃダメなんだ、ステージに立つには覚悟が必要なんだ、覚悟してやってるからこそ楽しめるんだ」と、言葉を探しながら言っていた。17歳の少年たちが。途切れ途切れの言葉に、ヤジを飛ばすクソみたいな大人がたくさんいたけれど気にしなくていいよ。真っ直ぐな君達の方が100倍大人だ。寝屋川vintageから、また東京に来て欲しいな、次は先輩バンドじゃなくて、自分達を背負って来てね。

・Hammer Head Shark
お目当てのバンド、冬に衝撃を受けてからずっともう一度聴きたいと思い続けていた。大きな音に包まれるような、そんな安心感がある。ながいひゆさんの声は本当に魅力的だよね、あの懐かしさはなんだろう。私も音を鳴らしたままのギターを床に置きざりにして颯爽とステージを後にして見たい。

・171
久しぶりに天才型の人に出会った。音楽には感情を詰め込むのが上手な人とは別に、生まれ持った才能的な何かがある人がいると思う。171は完全に天才。ライブを見て圧倒されることは多いけれど、ライブ終了後すぐに音源を探して聴きまくるほど、楽曲そのものが素晴らしいと思った。今後売れていくんだろうな。171のメンバーとは友達になりたい。

インターセクションという曲が本当に素晴らしいのでおススメです。本当は教えたくないけどこれをここまで読んでくれた人には教えてあげる。

・JIGDRESS
ライブが上手、音のバランスとか安定感とか、爆音なはずなのにストレスなく聴くことができた。

痛すぎて泣くことすらも忘れたよ
誰かになって生きるなら死んだ方がマシだし
あの頃がよかっただなんて思わない

無重力透明

前2つの若手バンドにヤジを飛ばしていたクソな大人たちにJIGDRESSが「さっきみたいにヤジ飛ばしてみろよ」と。カッコよかった、正直気分悪すぎて帰ろうか迷っていたから救われた。ありがとう。

・pavillion
歓声を送りたくなるくらい気持ちいい、ただそれだけ。イエーーイ!って叫びたくなる。気分が上がる。これしか言うことないな。つまり最高ということ。

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・ライブ後、久しぶりに下北の友達に会った。今日下北いる気がしたけど夜暇?と半年ぶりにLINEが来て正直驚いた。会った瞬間、何も言わずにいつもの場所に向かい、いつものように会話できたことがとても嬉しかった。ライブ友達からただの友達になれていたんだな。


音楽を好きな気持ちが私の中から消えてないことがわかって良かった、そんな日だった。

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