あの瞬間、私たちは世界の真ん中にいた

2021.10.9
幕張メッセ国際展示場 9・10・11ホール
「ヨーロー劇場2021 - 赤青緑で白い幕 -」

はじめての幕張はハルカミライ。会場でかい！で頭いっぱいだった。小さい箱が好きだから大きい会場は少し不安になっちゃう。でもそんな不安は必要なかった。大きいも小さいも、遠いも近いも、そんなの彼らには関係なかった。

特典でタオルがついてくることは知っていたが、まさかCDもはいっているなんて。帰ってすぐ聴いた。ランダムで3曲入りのがあるらしい。3曲のはもちろん欲しかったが、私のCDには最高な1曲が入ってました。

学さんがメンバー紹介をする時に「歌、俺とお前」っていった。ハルカミライはライブでみんなで歌う曲が多い。席をたって動き回る人だっていた。昔は。今回は声も出せない。でもこれを聴いて嬉しかった。私たちの声がきっと聞こえているんだ。

ハルカミライは本当に本当にロックスターだ。幕張というすごく大きいステージ。紙吹雪もバックダンサーも火も銀テもない。ただのステージだけ。4人だけのステージであんなに魅了させてくれた。HRKMRI IS ALWAYS AT THE LIVE HOUSE っていいながら幕張じゃんとか思ってたけれどあそこは完全にライブハウスだった。

学さん、「自分で言うなってうるせえよ！今日の俺はロックスターだせ！！」って。世界一かっこよかった。

「バンドやってるやついる？最初は下手くそだ。でもそれが繋がって繋がって好きなバンドと対バンできたり、幕張でライブができたり、そう考えると下手だったことも恥かいたことも悪くはねえなと思うよ」

あ〜ハルカミライ。憧れてしまう。あんな楽しそうで、熱くて、大きいステージで暴れまくって、9999人もの人を感動させるバンド。

これから先わたしはバンドマンにはならない、なれないが、それでも夢を見させてくれてありがとうと思った。

八王子ハルカミライ全力の31曲。
ありがとう世界の真ん中に連れてってくれて。

最後に、1番感動した、美しかった歌を。

明日も見えないのに終わりを見据える僕ら
形のないものに必死に名前と意味を付け足して
息をしている
ah 僕らは今あかりの中　冷めない夢と今を
ah 疑いながら信じてる　信じてる信じてるよ

ヨーロービル、朝/ハルカミライ