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2022年、1年間、の、こと。
大晦日に打ち合わせをしたり
制作のお仕事をしたり
全く年末感のない僕でした。
2022年も記事を書いている間に
おわりを迎えましたが、
1年をスルッと振り返ってみたいと思います。
なんて、サイボーグ化してからは
「振り返ることなんてない」
「後ろをみている余裕もない」
「前も後ろも分からん」
状態だったので、
こうして振り返るのは3年振りかしら。ね。
さ、まずは、俳優活動!
01月 Unique Rabbits『 瀬をはやみ 』熊役
於:アトリエほんまる(栃木県/宇都宮市)
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落語「崇徳院」「ちはやふる」をベースに繰り広げられ、
江戸弁や講談調に語るシーンなど
新たな表現や立場に挑んだ作品でした。
03月 『 四つの机 』エキシビション出演
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こもだまりさんが講師を務める学校での修了内部発表会に出演し、
学生さんと一緒に作品をつくることで生まれる化学変化を体感したり
自身の学生時代を思い返して懐かしさを感じたりしました。
きっとこの出来事が、
僕の1年を大きく変化させたと、今は思う。
05月 昭和精吾事務所『 われに五月を2022 』出演
於:K'sスタジオ 本館(東京都/東高円寺)
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「語り」のプロフェッショナル集団「昭和精吾事務所」さん、
これまで受付の番人として、
制作として関わってきた団体さんに
遂に出演の機会を頂くという、
僕にとって大きな変化が訪れた公演。
語りの難しさを体感する一方で、
語りのおもしろさを嚙み締める、
貴重な機会となりました。
06月 / 07月 舞台芸術創造機関SAI『 邪宗眼 』真香役
於:レンタルスペース+カフェ 兎亭(東京都/江古田)
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個人的にSAI以外の活動が忙しい中での公演となり、
SAIの公演なのにメインではない形で関わるという
数少ない機会となった公演。
離れているからこそ見えるもの/見えなくなるもの、
作品との関わり方、団体との距離感、
良い意味でいろんなことを考える機会となった公演。
06月他 かわせみ座『 まほろばのこだま 』童子役
於:小中学校(東京都/千葉県/茨城県/山梨県)
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初めての小中学校の巡回公演
初めての人形(マリオネット)劇
自分が当時体感した劇体験を
今度は自分が届けているのだと思うと
なんだか不思議なきもちになり
同時によろこびも強かった
数回の稽古やぶっつけ本番など
限られた時間の中で物語を紡いできた上半期は、
確実に僕の作品に対する向かい方に
大きな変化を齎しました。
08月 劇団ロオル『 Waltz 』ヒバリ役
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特別映像への出演という形になりましたが、
女性だけの現場でしか得られないものもあり、
日々の稽古が兎に角密度の濃いものでした。
09月 イベント出演『 TAKENAKANA OTO 』
於:若竹の杜 若山農場(栃木県/宇都宮市)
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石野卓球さんやスチャダラパーさんはじめ
様々なアーティストさんが出演した音楽イベントに、
テーマパークのキャストのように
会場をつくる「ACTORS」の一員として登場。
栃木県内様々な劇団から俳優が集まるという
おもしろく貴重な機会でもありました。
09月 昭和精吾事務所「 仮面劇・犬神 」サウンドトラック
レコ発ライブ『 天蓋境 』
於:東高円寺U.F.O CLUB(東京都/東高円寺)
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初めて音楽ライブに出演し、
ソロでうたう機会まで頂き…
出演する側で音楽に触れ、
お客様との繋がり、音との関わり方、みえる景色、
いろんな初めてが身体中を駆け巡り、
新たなセカイを、感覚を知りました。
10月 『 蠱惑 ~芸術で魅せる栃木の自然 vol.5 ~ 』
於:大谷石採掘場跡地 稲荷山(栃木県/宇都宮)
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声優の古川登志夫さん朗読
宮沢賢治「貝の火」のオープニングにACTORとして出演、
身体だけで、水先案内人のように、物語のはじまりを、
紡がせていただきました。
古川さんのお声が
今でも脳内にやさしく響くくらい、
心地良く、素敵な朗読ライブでした。
11月 昭和精吾事務所『 仮面劇・犬神 』黒子少女/花嫁役 他
於:ザムザ阿佐谷(東京都/阿佐ヶ谷)
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寺山修司原作。
今年1番僕の中に残っている公演。
黒子少女として、
何役も変化して、うたって、うごいて、とめどなく、
おわらないかくれんぼ。
出演者全員が素晴らしく、
この方々に出逢えたことが、ご一緒できたことが、
この上なくうれしくて、
これから先も自信と自慢に繋がる出来事。
終わった今でも、またみんなに逢いたい。
俳優として舞台やイベント、ライブに出演した
濃い1年だった一方で、
制作さんとしても奮闘しました。
06~07月 オフィス3〇〇『 私の恋人 beyond 』
於:本多劇場 他(東京都/愛知県/岩手県/青森県/北海道)
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渡辺えりさん、小日向文世さん、のんさん、の
三人芝居に加え
4人の天使たちが繰り広げた、
歌あり、ダンスあり、何でもありな、宝箱のような舞台。
物販チーフとして、キャスト付きとして、
全公演を駆け抜けました。
なにもかもが学びと刺激で溢れていて、
辛いことなんてなかった。
戦いの日々をたのしんでいる自分がいた。
他にも、
自主企画で1,000ピースパズルをつくったり
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ハロウィン企画を催したり
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俳優、制作、イベント屋、を、
総動員させていました。
イベント屋さんとしても様々な場所で生き、
宮城県で大雨にうたれながら花火を見つつ売り子をしたり
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ワンオペでキッズパークを運営したり
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縁日をやったり
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スポーツイベントでは運営だけでなく
受付統括を担ったり
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すべての現場、全力で向き合ってきました!
司会として呼んでいただけるイベントも
少しずつ戻ってきて、
お客様から嬉しいお声を頂くことも増え、
「自分」というものを捕捉的に活用し、
+@のカラーとして
扱えるようになったようにも思う。
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気付けば、兎に角忙しなくて、
沢山の初めてに恵まれて、
永く時間を共にしていきたいと思える方と出逢えて、
予想を遥かに上回る、幸福な1年でした。
こうして綴っている今も、
時間に追われてセカセカしていて
文章が散らかっているように感じる。笑
長い長い眠りから覚めて、
活動できるよろこびを噛みしめて、
活動しすぎた感もありますが、
時に歩けない苦しみを味わい、
ことばにできない苦心と戦い、
それでもこうして
また新たな年を迎えられた自分に、
「よかったね」と伝えたい、不思議な感覚です。
2022年、共に在ってくださった貴方様に
この場を借りて感謝申し上げます。
2023年も、2022年に負けないくらい、
自分が納得できる1年を送りたいと思いますので、
マイペースな僕を、自由奔放な僕を、
これからもよろしくお願いします。
出逢ってくれて、ありがとう。
共に在ってくれて、ありがとう。
離れないでくれて、ありがとう。
2023年も、共に在ってね!
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします◎
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