Miki Tokiwa

表現者 / 俳優 / 喋り手 / 等、として、生きる、もの。 2020年 03月 医療過誤により腓骨神経麻痺を発症。 以降、経験記、仕事復帰後の活動記、想念などを遺す。 静かな障害者。 今の自分にできること 想うこと 其れ等の置き場所、含めての表現。

Miki Tokiwa

表現者 / 俳優 / 喋り手 / 等、として、生きる、もの。 2020年 03月 医療過誤により腓骨神経麻痺を発症。 以降、経験記、仕事復帰後の活動記、想念などを遺す。 静かな障害者。 今の自分にできること 想うこと 其れ等の置き場所、含めての表現。

マガジン

  • たしかな、キオク。

    明確な意思表示。公演関連情報発信場。 過ぎ去った、未来の、出来事、想い、綴る、場所。

  • 独戦キヲク

    半月板縫合術時、医療過誤により腓骨神経麻痺を発症。 全く背屈できない状態から 2度の手術を重ね、装具生活から脱出。 闘病中の体験記 / 出来事を綴る場所。

  • キオク ノ ソウコ

    想念安置場。 抽象と、具象の、狭間。

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【始動】新たな3アクション

リスタート!再び完全なフリーランス! ここから何かできないかなと考え、 まずは今月から3つのことを始めます! ■ ひとつめ ■ ホームページなるものができました!!! 各種SNSのまとめページになりますが、 お問い合わせフォームも加わり なんとなくそれっぽいものを作りました◎ これから出演情報がある時はこちらにもまとめますし、 プロフィール写真も新しくなる予定なので 今後ちょこちょこ進化する予定です◎ (余談、背景の写真は僕が撮影したものです!) ■ ふたつめ

    • 【雑記】呼吸することから、はじめてみる。

      昔から呼吸することが苦手。 うんちゃら神経は元来の歪みを孕み 過緊張体質故に腹筋はひとと異なる付き方。 ひとができること ひとがあたりまえであること そういったものが得られず 得られていないことにも気付かず 随分と長い時間を生きてしまったことに 漸く気が付いた気がする今日この頃 今年の中頃から 時折コンディショニングとして 某EXERに行くようになった 暫く舞台や稽古で慌しかったので 久々に行ったタイミングで 新たな出逢いを求めて 新しいトレーナーさんのEX

      • #26【備忘録】トレーニングノート

        振り返りたいことがあり すごく久しぶりに引っ張り出したノートがある。 長期入院中の数ヶ月間、 教わったトレーニングやケア方法、 InBodyの記録などを纏めた1冊。 リハビリ病院に転院した日から退院した日まで、 文字通り始まりから終わりまでの期間に、 退院後ひとりで現在と向き合い 乗り越えていかなければならない未来を想定して 記憶力が非常に乏しい自分のために認めた1冊。 触れたら記憶が凄まじい勢いで戻ってきそうで 折角纏めたのに開けなかった1冊。 最近、著しく気になる

        • かぞくの日常

          彼女は、幼女と少女の狭間の子。 春をテーマに自由に絵を描いて、と伝えると、 桜の次に、女の子を描き始めた。 はにかみながらよく喋る彼女は言った。 『 あかちゃんがいたの 』 その後も、赤子の話が止まらない。 名前も、 名前の由来も、 今年迎える歳も、 それが妹であることも、 繰り返して、繰り返して、 いろんなことを教えてくれた。 『 まだ赤ちゃんだから    おはなしはできなかったの 』 『 わたし、おねえちゃんなの 』 ただ黙って見つめる父の視線を知ってか

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        【始動】新たな3アクション

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          26本
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          26本
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          30本

        記事

          記憶、の、味。

          かつての話。 取材で訪れたお味噌屋さんで 「甘酒にするとおいしいから   一手間かかるけれど作ってみて!   本当においしいから!」 と、米麹を頂きました。 はじめまして。米麹さん。 貴方の扱い方は伺っています。 よろしくお願いします。 折角なので作ってみたんですよ、甘酒。 ただ、本当は僕 甘酒が苦手だったんです。 でも折角だし、 ダメだったらその時考えようと 作って飲んでみたんですよ。 すると、僕の概念を変えてしまう程 甘みに溢れておいしかった。 兎に

          記憶、の、味。

          【卒業について】個人的な想い

          突然の報告となり、 なんとなく予想していた方も 驚かせてしまった方も いると思いますが、 2024年01月31日をもちまして、 舞台芸術創造機関SAIを卒業しました。 公式からの発表はこちらをご覧ください。 ここでは、よりありのままに 僕の思考を綴りたいと思います。 この件に関して触れるのは、最初で最後です。 どうかさいごまで読んでいただけますと幸いです。 最近出逢った方にも 僕のきもちも きちんと伝わるように 多少の思い出語りを含めつつ遺していきます。 SAIと

          【卒業について】個人的な想い

          迷走する一人称

          自分で自分のことを称する時、 基本的には「僕」という。 それに対して 「僕っ娘なんだね!」と言われると正直、

          ¥300

          迷走する一人称

          ¥300

          何に願いを/何の願いを

          ふつうの生活が送れているのに ここ最近 細やかな願掛け行動が多いことに気が付く 言霊が影響しているのか はたまた忍び寄る足音を察知しているのか 無意識が故に ふと気付くとハッとする なんでしょうね なにか拭いきれないこの感覚は そんな中 新たなエネルギーが我が家にやって来た マグカップを入手したのなんて 何年振りだろうか クルーのおねえさんに突然 「 辰年ですか? 」 と聞かれ 「 あ、違います。一目惚れです! 」 と反射的に回答。 よく考えてみ

          何に願いを/何の願いを

          黒、時々白で、グレーが笑ってもいいでしょう

          新年のご挨拶もそこそこに、思考の羅列を。 絶望や恐怖の中にいる時、 笑えるなら笑っていい 泣けるなら泣いていい 怒れるなら怒っていい 喜べるなら喜んでいい あまり大きく放出し続けると 反対のきもちのひとに 触れてしまうこともあるけれど 自分のきもちが止まると すべてが止まってしまうこともあるから スマホに齧り付いてもいい ずっと眠り続けてもいい ゲームばっかりしてもいい うたをうたってもいい 時に後ろ指を指されることが 自分を守ってくれることもあるから

          黒、時々白で、グレーが笑ってもいいでしょう

          片鱗に触れる。2023。

          年の瀬というか、大晦日、 さいごのさいごまでバタバタの、2023年。 振り返れば、 様々な作品や現場と出逢えたことに気付く。 01月 エコダ動物園 其ノ弐 『 グリムレプリカ』@兎亭 03月 舞台芸術創造機関SAI 『 変身 - METAMORPHOSIS 』@シアターバビロンの流れのほとりにて 04月 宇都宮市立南図書館主催 「 たんぺんえんげき会 」参加作品 『 VIDEO THEATER 2023 』@南図書館サザンクロスホール 07~09月 「 岸田理生アバ

          片鱗に触れる。2023。

          贈り物の、代わりに。

          様々な文化を取り入れて、変化させて、 新たな文化にできる、日本人。 肖って、なにか、と思ったが、 声も、脳味噌も、上手に使えなくて、 文字に頼ることにしました。 笑顔で過ごせている方は その笑顔が続くことを祈って なんとも言えない表情で過ごしている方は 少しでもなにかが訪れることを祈って 僕の思い出の1冊を記します アニメーション映画をもとに編集されている絵本 「スノーマン」 僕はこの映画を幼少期によく見ていた 映画ではことばが一切使われない 映像と音楽だけで

          贈り物の、代わりに。

          ストレージがいっぱいです

          その立場になっていないからわからないこと なんて、きっと、殆どだ。 例えば、保健所にいる、とある犬。 与えられたスペースの隅っこで 不安に染まった眼で 飼い主候補者を見上げる 伸ばされた手の奥にある人物を 避ける 唸る 噛みつこうとする それでも選ばれて 今はその人物の家にいる、らしい。 どうやらぼくの新しい家、らしい。 何度顔を逸らしても 何度睨んでも 何度唸っても 何度吠えても 何度も何度も差し出される手 あんなに欲しかった筈のものが

          ストレージがいっぱいです

          深海の展望台

          いつの間にか染みついたルーティン 決まった曲を聴いて作品に向かう いつもなんとなくしっくりきて 繰り返し聴いているうちに マインドアップになっていたことから 少し前から意図的に でも直感的に 組み込んでいた 今回 はじめて 一発ドンピシャ これだ 根底に戻してくれる気がする 迷子の冒険は こわくて 豊かな景色

          深海の展望台

          段ボールは敵

          おっきなダメージもだけれど ささやかなダメージが 意外と抉られ続けるものなのよね 愈々はじまる物事を目の前に 脳味噌が限界を迎えてしまったので 現場おわりで逃避してきます 探さないでください 2時間で帰ります あ、しまった、土曜日だった そういえば 最近肩凝りを知ってしまった 僕も立派なおとなです ね

          段ボールは敵

          Radio Berry『矢板時間』放送終了を耳にして。

          ふと開いたFBで Radio Berry ( 76.4 FM ) の番組『矢板時間』が 10年の歴史に幕を閉じたことを知り、 思わず、脳が、指が、動いてしまったので、 今の想いを残します。 栃木県矢板市の広報番組 『矢板時間』 この番組のリポーターを務めたのは もう何年前のことだろうか 昨日のことのように思い出せるのに 遠い昔のようにも感じる そんな1年を送ったラジオ番組 社会人1年目、放送業界人1年目、 何もかもが初めてで、 真っ新すぎる新人で、 絵に描いたように

          Radio Berry『矢板時間』放送終了を耳にして。

          2022年、1年間、の、こと。

          大晦日に打ち合わせをしたり 制作のお仕事をしたり 全く年末感のない僕でした。 2022年も記事を書いている間に おわりを迎えましたが、 1年をスルッと振り返ってみたいと思います。 なんて、サイボーグ化してからは 「振り返ることなんてない」 「後ろをみている余裕もない」 「前も後ろも分からん」 状態だったので、 こうして振り返るのは3年振りかしら。ね。 さ、まずは、俳優活動! 01月 Unique Rabbits『 瀬をはやみ 』熊役 於:アトリエほんまる(栃木県/宇都

          2022年、1年間、の、こと。