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スパッと殺せる法律

最近、お酒を飲むとめちゃ身体が痒くなるのでお酒を飲んでいないのだが、お酒を飲まないとなると夜はぼーっと過ごしてしまう事があります。


それはそれで…いいんじゃないかなって感じかと思いますけど。

オトナってそれだけしかやる事ないのでしょうか?


私の場合、夜を共に過ごす人も少ないので手が空いてしまうことがありますが、もっと何かやれる事があったって良いかなと思うのです。



こないだ、ちょっと趣味でゲームの大会に出ましたが、その会場が大阪だったので道頓堀近くまで行くことになりました。

あんまり大阪は行くことが無いので、いつからそうなっているのかわからないですけど、ホストの看板がズラリズラリとなっていて、ちょっと怖くもなるほどでした。知っている人や慣れている人にとってはそれが普通だよと言われてしまう事だと思いますが、そのサービスを利用しない側からするとちょっとびっくりです。

もちろん、たくさんイケメンがいるんだなって思うのもひとつあります。

そして彼らに支えられている人がいるのも事実ですので否定はしませんし、需要がそれだけあるんだってことです。


ただ、そのイケメンひとりひとりが看板にバーンと張り出されて何が書いてあるかと言うと…。そこには金額が書いてありまして、年間何億何千万の売り上げ!とあるのです。


とんでもない額だなと…。

開いた口が塞がりませんけど、要はそこに投じるお金はほとんどイケメン代金なわけですが、コーヒーでもお茶でもなくてコーラやオレンジジュースでもなく、全て酒を飲みに行っているという現状があるわけですよね。

ただし、それは一部の話で、やれキャバレーだのスナックだの居酒屋だのと、全て"酒"を用いるお店というのがなんともその需要というか娯楽というか、になっているんだなぁと思って、それにやや死んだ目で見てしまいそうになります。


しかし、コレもコロナ時期には全てがストップしたかと思うとそれも驚愕です。

ストップしたときはもちろん家でお酒を飲んでいた方も多くおられたのでしょうけど、かなり鬱憤が溜まっていましたよね。


人はどんちゃんやってハデに遊ばないとどこかでクサクサと胸に黒いものが溜まり続けてしまうようです。


今のところそれを取り除けるのがお酒なんだという事らしいですね。



昔、江戸時代などもお酒はあったのでしょうけど、今ほどは飲まれていなかったと思うと、鬱憤はどのようにして取り除かれていたんでしょうかね。


侍は酷く傷つけたり罵倒された場合に限り、相手を斬り殺して良かったそうです。(あまり詳しくはないですけど、ネットで侍を調べた時に知りました)


そう考えると、殺されないように相手を傷つけない配慮をしますし、いつでも殺していいという謎の安心感もあり、けっこうこのルールは私的には平和をもたらすものでうまくできているかなと思ったりします。

時代劇などを観ていると、相手に対して疑いをかける場面は刀を抜こうとしますが、まさにアレだと思います。


なにかの罪の疑いをかけられるなんて非常識ですし、一方的にされても困る事です。今の時代、一方的になにかされると集中的に攻撃をされてしまう事がありますが、そうなると相手がそれを辞めない限りは続くことになり、迷惑極まりないですよね。しかも評判もよくないです。ヒソヒソと影で言われるのも気分を害します。

そんな時に、スパッと殺せたら一件落着というわけです。



話がとんでもない方向へ行きましたが、そんな鬱憤をスパッと殺して収める事ができない昨今は、酒を飲むしかないやと皆酒を飲んで嫌な気持ちを押し殺しているのでしょうか。


皆もわかっているはずです。

酒なんてガブガブ飲みたかないよ。スパッと殺せたら何も我慢なんてすることないのよと。

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二ノ宮金三郎
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