旅のはじまり
旅をはじめるので毎日のnoteはムリだろうなと思い、6年か7年続けたこの作文を1度サクッと辞めてみた。
辞めたことに後悔はなく、むしろ辞めた代わりにというか旅のさなかに毎晩毎晩携帯電話などいじっていられないからやめたわけで、今は旅に集中したいところ。
と、カッコつけても仕方ないな。この旅に意味などない。ただ旅暮らしがどんなものかしたかっただけだ。
旅暮らしをはじめて1ヶ月と半分かそこらくらい経っただろうか。
3月の半ばは辛かった。なんてったって寒い。
野宿での生活は風をいかにして遮るかというところが課題のようである。
東京を出発し、静岡を通って名古屋、滋賀、そして関西を抜けて岡山へ。鈍行列車に乗ってだが、一気に香川県までたどり着いた。
旅のはじまりはここに住む友人に会うのがまずひとつやりたいことだった。
友人に会って今度は、九州へと言いたいところだが、実はもうこの時点であまりお金がなく、残りのお金で一度東京へ帰ろうかと思ったのだ。
ただそうなると単なる旅行したにすぎない、僕が目指す旅暮らしとは全く持って別物で、単なる娯楽に過ぎない遠出に成り下がるなと感じた。
友人との別れ際にひとこと。
「どうせなら四国をぐるっと周ってみては?」
そのひとことに応じようと思った。
そうだな。そうだよな。ここまで来たんだし、まだこの先何があるかわからない。
お金が無くなったその瞬間に自分はどこにいるかにもよるんじゃないか?
順調に備えたお金を消費するだけの道のりなら誰にだってできるが、旅先でお金が無くなったあと何が起こるかは誰にもわからない事だろ。
それを考えるとちょっとだけ楽しみになった自分がいた。
今は愛媛県の愛南町という田舎町にいるが、どんな風にして四国を回ってきたのかはジョジョに話していこうと思う。
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