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イベントは失敗、そこから学んでみる

眠れない夜を過ごした後のイベントで、なかなかに変なテンションのままやり遂げたわけだが…

このイベント!



実は出店料を引かれると、1000円くらいしか残らなかったという失態。
しかし、お金には換算できない”出会い”とか、知り合いにも会えたという、お店同士の「よう!久しぶり!」みたいな出会いなどがあるのは、何よりもおもしろい。

お店が繁盛するかどうかはやはりこちらに原因があるわけで、いろんな反省点がある。おそらくこんな理由だろうという推測をするのは大事な事である。以下、こんな点を考えてみた。
嘆いてばかりじゃ前に進めないからな!

・看板
・宣伝
・値段設定
・店舗説明(看板みたいなところもあるけど)

大きくはこんな点だろうか。

僕がやっているのは「靴磨き」で、スニーカーもキレイにできて、鞄、お財布、実は野球のグローブなんてのもできる。こんな感じだ。
最近は革靴なんか履いている人なんてほとんどいなくって、みんなスニーカーを履いている。
実を言うと僕もそのクチで、靴磨き屋さんのクセにスニーカーばかり履いてて、革靴なんてひとつくらいしか持っていない。そして、どっちかって言うとスニーカーの方が好きだったりする。という靴生活をしている。前日に磨いた靴があったのだけど、「何だかやっぱり疲れそうだな」という理由で、出かける直前でスニーカーに変えた。

しかしそもそも、「自分もみんなもスニーカーの方が好きなら、スニーカーもキレイにできるようにしたらいいじゃん」という事でスニーカーをメインにしてメンテナンスしだすとお客さんが増えたというわけだ。
やっぱりみんなきれいな靴履きたいよね。

余談だけど。
もしもこれを見ている靴磨き屋さんがいて、革靴しか磨いていないよって方がいたらスニーカーも片手間でできるようにしたら良いと思う。お客さんはグッと増えるし、人気もグッと出る。何よりもめちゃくちゃ喜んでくれるのよ。人々の中で、スニーカーを洗うって概念はほとんど無くなってしまっているし、革の鞄なんかもキレイにできるなんて知らない人がほとんどなのだ。
知っていたとしても、キレイにするのに道具を揃えられない事に嘆いている。たかだか鞄をきれいにしようかって話なのに、鞄が新しく買える値段くらいのメンテナンス道具を買うなんて、普通に考えても新しい鞄にした方がいいと思う人がほとんどだと思う。(しかも、メンテナンスって地味だからめんどくさいわけよ)

つまり何が言いたいかっていうと、簡潔に言ったら、スニーカーの靴磨きも「需要があるよ」って話なのである。

いや、スーツを着てビシッとカッコつけて靴磨きやってるなら別だけど、僕みたいな靴だろうが鞄だろうが見境なくメンテナンスしてやろうという人ならの話。



問題点に話を戻そう。

あまり収入にならなかった理由の1つは「看板」の問題だ。まずはそれを考えてみよう。

今回参加させていただいたのはフリーマーケット
フリーマーケットと聞いたら僕なんかだと、いらなくなったものガラクタが売っていたり、古着、古靴、使わなくなった赤ちゃん用品だったり、修理して使えるようになるジャンク市場…なんてイメージがある。

そんなところに行くと、誰もが「何かを買える」と思うものだと思っているからか、来るときには当然荷物は少ない。「何かいいものないかなぁ」と、みんな手ぶらでやってくるからだろう、そもそも荷物を増やして帰っていくイベントにわざわざ荷物になるような自分の靴を持ってきたりもしないわけなのである。

そんなところに「靴磨き」の看板を見せたところで、何も興味を示したりはしないわけだ。

なるほど悔しい。完全に読み違いである。

しかし、みんな持っているモノの中にも革ものはあったりする。

「お財布」である。
意外とお財布の汚れや使い古した感じを「お手入れしていないんだなぁ」とこっそり悩んでいる人はいるのである。そこを狙って「お手入れします」と表示するのも良かったのかもしれない。

あとは、もちろんフリマだから、靴やスニーカーだって売っているわけだ。イベントで購入したような革靴やスニーカーなら〇〇円でやりますよ!とショップカードを置かせてもらうなどをしたら良かったのかもしれない。
僕の場合。会場内を「移動しても業務は遂行できる」というのが強みではある。
もしも革靴やスニーカーが売れたら呼んでください!と事前に言って回って挨拶しまくっておくのも看板(宣伝)である。
ふっとワークの軽さを売りにするのもひとつの看板だと言えるだろう。

看板の反省点、こんな感じかな。


他の点についてはまた次に考えるとしようかな。

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