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Takram Cast 47 「海外のオススメPodcast 厳選5つの紹介」 (3/4)(4/4)

Takramではポッドキャスト「Takram Cast」を毎週月曜日に二本のペースで公開してます。Takram Castの音源のリンクも掲載してみたので、そちらも気になる方はフォローください!

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Takram Cast 47 「海外のオススメPodcast 厳選5つの紹介」 (1/4)
Takram Cast 47 「海外のオススメPodcast 厳選5つの紹介」 (2/4)

佐々木:ていう感じですね。これが二つ目ですね。三つ目、四つ目は一緒に紹介したいんですけど、MONOCLEっていうライフスタイル系の雑誌があって、MONOCLEの編集長の人、実はすごい日本好きで、よく日本に来たりしてるらしいんですけど。MONOCLEは実は雑誌のみならずポッドキャストを20個近く運営しているっていう。

田川:それは知らなかったね。MONOCLEがポッドキャストやってるのは知らなかったな。

佐々木:しかもテーマごとに分かれていて、映画好きな人はなんとかムービーみたいな、なんとかフィルムかな。そんなポッドキャストのチャンネルがあって、食が好きな人はザ・メニューっていうのがあって、あとは文学もあるし、いろんなテーマごと1に分かれていて。

かつMONOCLEっていう雑誌は世界中からいろんなこと集める雑誌なんですけど、番組自体もそうなっていて、フードだったら「今シドニーのフードこんな感じだよ」とか「ポートランドこんな感じだよ」とか「いや上海ではこんな感じ」みたいな。

自分が行ったことない国とかカルチャーをフードっていう観点で聞けるので、すごくコンテンツとしてすごいおもしろいなみたいなとこがあって。

田川:ポッドキャストの質感としても、MONOCLE的なの?

佐々木:MONOCLE的ですね。MONOCLE的です。だから結構メインのスピーカーはすごく、イギリス人っていう感じの人なんですけど、いろんなとことつないで、電話で話をしたりとかした感じで、話されてる内容は雑誌のあの質感と近いですね。紹介されてるレストランとかすごくなんというかMONOCLEっぽい質感の感じとか。あとはちょっとはずした感じでなんというか、あんまりMONOCLEっぽくないけどこんなおもしろいミュージックがいいとか紹介したりとか、すごく上手だなと感じます。

田川:オズもあれだね。この20チャンネルある中で登録してるのが、「ザ・ビッグ・インタビュー」。

佐々木:ザ・ビッグ・インタビューはいろんな大物呼んでインタビューするっていう感じなんですけど、最近聞いたのは、これはあれですね。映画監督とか呼んでインタビューするみたいな、こういうのとかもおもしろかったりするんで。ジャンルもこれいろんな人。政治家呼ぶこともあるし、あとはパブリッシャー、アントレプレナーみたいな人もいるし。いろんな人がいますね。

あとはもう一つはカルチャーっていうやつですね。これは結構カルチャーっていう意味は結構広くていろんなテーマがあるんですけど、僕は個人的に「ちょっと気になるな」「聞いてみたいな」っていうようなつまみ食いしてる感じで、今聴いてるのは、エッセイの書き方っていうバクっとした。例えば「文章を書くとはどういうことか」みたいなそういうことを紹介してるやつとかがあって。これを聞いたりしてますね。

だから自分のテーマっていうか興味・関心は結構トランジションすると思うんですけど。食に興味あるときは食の聴いて、映画のときは映画聴いて、音楽のときは音楽聴いて、スポーツのときはスポーツ聴いて、こういう感じで使い分けてく感じです。

田川:オズはポッドキャストっていつ聴いてんの?1日の生活の中だと。

佐々木:基本僕は通勤時間なので、1日1時間は聴く時間がありますね、間違いなく。

田川:行き帰りに一つずつ。

佐々木:行き帰りかな。

田川:必ず聴いてる?

佐々木:聴いてます。

田川:じゃあその今日挙げてもらってるようなやつを。1個ずつ。

佐々木:1個ずつ聴いてってる感じですね。1時間のやつとかは往復かかったりとかするんですけど、結構好きですね、僕。

田川:耳で聴きながら、本とかも読んだりしてた?

佐々木:それが問題で(笑)。

田川:問題なんだ。

佐々木:だから1回で終わんないですよね、ポッドキャストは。だいたいこう本読みながらとかなんで聴いてない。結構ポッドキャスト聴いて思うのが、結構アテンションを必要とする。それはあんまり言語関係ないです。日本語のときもちょっと意識をはなすと「あれ今何喋ってたか」ってなるので結構。

田川:俺もたまにメールとか書きながら聴いてるんだけど、途中飛ぶね。結構。

佐々木:ですよね。だから結構「ながら視聴」とかあんまりできないなっていうのは最近分かってきた。

田川:脳を使わない何かをしてるときだったらいいけどね。

佐々木:そう。だから結構さっきのアンドリーセン・ホロウィッツのやつとか、割と難解かつ深淵なテーマを喋ってるので、すごいフルアテンションを必要とする感じで、結構知的負荷は高いなみたいな感じはあります。

田川:俺も結構歩きながら聴いたりしてるね。画面が見えないときとか。

佐々木:そう。本読める状況とか、スマホを見れる状況によっちゃうとついつい目をそっちに向けてしまうと、コンテンツ聴いてる方が飛んじゃったりとかしますね。

田川:あとタクシー乗ってるとき。

佐々木:いいですね。

田川:実はスマホでやれる仕事はやろうとするんだけど、それこそほら。フルに意識を投入できるような環境じゃないじゃない、乗ってるときのあれって。振動もあるし。だから移動しながら、車乗ってて、スマホでメールとかslackで返事とかしながら聴いてることも最近は多いかな。

佐々木:そう。タクシー移動中とか僕も聴いてますけど。結構なんだろうな。音声メディアのちょっと課題かなと思うところが、目で見るメディアと違って、あんまこうザッピングができない。

田川:ザッピングはね、無理だね。

佐々木:だから読む本もその記事もバーッと全体見て、「あ、これおもしろそうだな」と思って読み始めたりするけれど、結構聴く方はね、終盤まで来てからちょっと違うかなっていう、時間返せっぽい話とか。

田川:それはあるよね。

佐々木:結構ありますね。ちょっと話を戻すと、あと「IDEO Futures」っていう、これIDEOのビジネスデザイナーがやってる。世界に数少ないビジネスデザイナー同士が何を考えてるのかなみたいなところを、コンテンツ的にもおもしろいものを西海岸っぽいノリで、ビール飲みながらポテトチップス食べながら話をしてます。それも聴いたりしているのが、これがメイン5個プラスTakram ポッドキャストを聴いてる感じですね。

田川:なるほど。IDEO Futuresはテーマとしてはどんなテーマなの、それって。

佐々木:テーマはあんまりデザインっぽくないんです、これが。

田川:そうなんだ。

佐々木:すごいビジネスなんですね。なので例えばここで、ディスカバリー・ドリブン・プランニングっていうテーマがあるんですけど。これは損益計算書の話なんです。
田川:ふーん、なるほど。

佐々木:逆損益計算書っていう利益から考えるPLみたいなのがあるんですけど、それの解説をしたりとかもしてるし。

田川:そういう感じなんだね。

佐々木:あとはグーグルベンチャーズ。グーグルベンチャーズのスプリント創った人もIDEOに移籍しましたけど。ああいうリーン・スタートアップ的なプロセスをどういうにやるかみたいな話だとか。そういうテーマが多いですね。あとはどうやって、彼らもスタートアップインレジデンスとかやってるので。

田川:そうね、やってるね。

佐々木:ベンチャーとどうやってものづくりしていくのかとか。プロセスをどうやって作っていくかみたいな話が多くて。ザ・デザイナーっていう人的にはあまりおもしろくないかもしれないけど、逆に普段と違うテーマが聴けるんで、おもしろいかもしれない。

田川:なるほどね。

佐々木:はい。

田川:これはあれだね。オズならではのチョイスですね。

佐々木:ありがとうございます。

田川:あとはよくTakramのソフトウェアエンジニア系の人たちが聴いてる定番系だと。皆も知ってるあれだね。

佐々木:Rebuild

田川:Rebuildとかね。あと英会話系だと不動のナンバーワン。「バイリンガルニュース」とかね。

佐々木:欣哉さんは何聴いてます?

田川:俺はそれこそあれなの。今日、オズにインタビューをしようと思ったのは、自分のポッドキャストのベスト10のようなものを発見したいなっていうのがあって。そういう意味だと英語的な話もあればトレンド的な話もあるし、自分の興味・関心的なところもあるんだけど。

本だとだいたい自分の頭の中にトップ10ってあって。それを常にフレッシュな感じにしとくっていう感じなんだけど。ポッドキャストって結構ほら。そういう意味ではさっきオズも言ってたけど、聴いてみないと分かんないところがあるから。自分が信頼する人のオススメを聞くのが一番効率が良いなと思って。

Takramの中だと、海外系だと特にオズはかなりアンテナ張ってるから。ちょっとオズに聞いてみようと思って。だから今日教えてもらった5つはすぐ入れてちょっと聴いてみようかなと思いました。

佐々木:はい、オススメです。

田川:日本語系だと、もはや、なんだろうなー。英会話系かバラエティ系かみたいなのに、二つに極端に分かれていて。カルチャーとか、なんだろうな。

佐々木:そうですね、あんまりないですね。

田川:あとほら、FMの番組をそのまま流してるタイプのやつとか多いんだけど、それこそクリエイティブ系とか自分たちでやってる人たちの肉声がそのまま乗っかってるやつで、かつウィークリーでレギュラーできちんと更新されてるものって意外にない。

佐々木:ないんですね。

田川:ないよね。意外にないというか、あったら教えてほしいけど。あったら教えてほしいんだけどね。


佐々木:一時期、ピーター・バラカンさんの聴いてて、結構これもゲストがおもしろいんで。

田川:TOKYO FMのね。

佐々木:TOKYO FM。これもだからFMの番組をポッドキャストに流してるってそんな感じですけど。結構アーティストとか。

田川:そうね。知ってる人も結構出てきてるよね。為末さんとか緒方さんが出てますね。

佐々木:2回に分けて。これで存在を知って。

田川:そうなの。だけどポッドキャストで少しずつまた静かに盛り上がりつつある。

佐々木:そうですね。盛り上がりつつあるんですね。すごく大きな流れでいうと、いわゆるスクリーンでコミュニケーションするっていうところが、どうなんだみたいな感じに、最近大きな流れになってきて。

それこそSiriとかAlexaとかああいう音声系のAI出てきたときに、人の目がどんどんスクリーンから離れていくっていうときに、音声メディアおもしろいよねみたいなところが、徐々に出てきた感じですよね。

田川:そうね。それは感じるね。自分たちでやってみて、元々ブログとかもやってたけど、やっぱり良いよね、楽で。

佐々木:楽ですね。圧倒的に。

田川:圧倒的にね。

佐々木:これ今の同じコンテンツを記事にしようとしたら、3、4時間かかる。

田川:一仕事増える。まー、そういう感じで今Takramは週に2回のペースで。

佐々木:そうですね。

田川:元々、オズがTakramのポッドキャストやろうぜみたいな話をし始めたのが去年の冬ぐらいだよね。

佐々木:そうですね。

田川:12月ぐらいで。確かその日の内に2本撮ったんですね。

佐々木:そうですね。良く覚えてる。

田川:キャンプやってたときにさ、ホテルのロビーで。

佐々木:撮りました。

田川:撮った撮った。

佐々木:撮った撮った。

田川:それがスタートだね。

佐々木:そうですね。なんか今最近ちょっとできてないけど、Takramで毎週やってるミーティングがあって、そこで撮るようにしてたんで、定期的に。あれが良かったんですね、仕組みが。

田川:そうだね。

佐々木:業務の中に埋め込んじゃうっていう感じで。

田川:あとはゲスト使ってもらってやるパターンも少しずつ増えてきた。

佐々木:そうそう。ゲスト呼ぶとおもしろいですよね。我々自身も学びになるし。ゲストの方も楽しんでくれるし。佐渡島さんとか来てもらって。

田川:そうだね。じゃあこんな感じで、またあれですね。ポッドキャスト系は。アップデートしながら。

佐々木:僕もたぶん半年後、ポートフォリオが入れ替わってる気がするんで。

田川:そうだね。きっとね。ていうことで、今日はあれですね。視聴者のみなさん、オズさんのオススメポッドキャスト5選。あとOvercastね。

佐々木:そうですね。

田川:一回使ってみます。ていうことで今日はありがとうございました。

佐々木:ありがとうございました。

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Takram Cast 47 「海外のオススメPodcast 厳選5つの紹介」 (1/4)
Takram Cast 47 「海外のオススメPodcast 厳選5つの紹介」 (2/4)

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