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放火魔【店長奮闘記】

今日は火曜日。

今週もいろいろやりたいことがありすぎて、どこまでできるか、どこまでやるか。

この前、高校生のご来店者の話をしたけど、また別の高校生。

普段使ってくれているわけではないけど、別の用でご来店。

「ベースが見つからない……」って言ってたので、以下のように募集しました。

それで無事見つかりました。

掲載許可とってます

こんなことが新たなストーリーを作るんだと実感。

きっかけって大事です。

自分が高校生のときも、実は軽音楽部の部長をしておりました。(もう15年以上前の話)

1年生でです。

2年、3年の先輩がいる中でです。

部長なりたてのときは、停学者続出、警察沙汰……そんな連続で、部活動停止を受けていました。

クラスではみ出しものになれば、軽音楽部に入部する、そんな生徒ばかりを従えた状態。

顧問の先生からは無視され、学校でライブができない……部室が使えない……

そんな中、学校の文化祭でライブをしたい。

学校の文化祭でライブを成功させるためにはどうしたらいいか?

そう思った自分は、部活動をしながら、外でバンドを組むようになりました。

ここで勝ち得たものを学校に持って帰るために、外のライブハウスに出演するようになります。

その空気を学校に再び持って帰ってくるにはどうしたらいいか?

悩むに悩んで、停止を受けてた軽音楽部の顧問の先生に頭を下げます。

「今まで好き勝手やってごめんなさい…どうにか文化祭だけ盛り上げたいのでやらしてもらえませんか?」

そうは言ったものの、部員のモチベーションは下がっていました。

練習日を決めても誰もこない……

せっかく楽器大好きでみんな高度な技術を持っているのに自分から動こうとしない……

そしてまた周りからは「軽音楽部ってへんな人の集まりだよね」、そんな陰口も叩かれ

「自分ももうダメか……学校でライブするのは諦めるか……」

と思っていた時に以下の本に出会います。

ロックバンドLUNA SEAのベーシストJさんの本。

悩むに悩んでいた時期に、出会った本。

クラスが一緒だったロック好きな子に「これ読みなよ」って勧められました。

Jさんは当時自身のことを「パイロマニア(放火魔)」と例え、ソロでも活動をされていました。

メジャーデビューしたから順風満帆に見ていた裏側で起こっていた活動停止や挫折のことがリアルにつづられています。

その本にあった一言。

俺が震えなきゃ 周りも震えるはずがない

周りにやってもらうことばかりを考え、周りの顔色ばっかりうかがって部活動を運営しようとしていた自分の頭をピストルで撃ち抜かれた気分になりました。

「自分がまずやらなきゃ」

そう思った自分は、1人で軽音楽部の部室に行き、毎日ギターを練習するようになります。

誰もいなくなっても、1人の音だけ鳴り響いていても。

その姿を見てか、1人、また1人と部室に人が集まり、活動が再び活発になります。

きっかけがきっかけを呼ぶ。

細かいエピソードはモザイクな内容も多いのですっ飛ばしますが(笑)。

バイト代で貯めたお金で大型アンプを外部からレンタルし、最終的に3年生のときは出演者総勢30名、観客生徒200人のライブを成功させました。

ずっと忘れていた思い出だったけど、大人になった今頃になって、そんなティーンの頃をまた思い出しました。

最後にJさんの曲「PYROMANIA」の歌詞から引用。

そう俺はパイロマニア 張り付けにするなら 明日の午後にしてくれ

お客さん向けでもあり、店舗運営で気づいた点や、実行したことなどを記録していきます。

noteはまだはじめたてで使い方がまだわからないところもありますが、フォローお願いします。

欣也 note

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