見出し画像

火焔型土器に迫る!

先日、新潟県・十日町市博物館へ行ってきました。
お目当ては国宝の火焔型土器!

十日町市博物館

火焔型土器について

教科書や日本史資料集でよく目にした縄文土器ですね。
しかし、縄文土器ですが、縄文(縄目)の模様が見られません。
力強い焔、渦巻、鳥の頭のようにも見える口縁部の突起が特徴的です。
実用的な器としての使いやすさを超えて、装飾的なこだわりを感じます。
岡本太郎が「なんだ、これは!」と叫んだそうですが、共感できます。

実はこの火焔型土器は新潟県の信濃川流域を中心に出土されています。
(信濃川流域には縄文中期の遺跡が400以上見つかっているそうです)
全国どこでも見られる土器ではなかったんですね・・・知りませんでした。


今回、この火焔型土器の造形美・存在感になんだか惹かれて、こちらの博物館に訪れました。
こちらが思っていた以上の数多くの火焔型土器を見ることができました。
(国宝、国宝ではないもの。そしてサイズもまちまち)
また、展示室では実物大&重さのレプリカに触れることもできます。
展示を通して、自分の知識がほんの一部だったんだな、ということを知りました。

興味をもって調べてみると、新たな扉を開く!
「へー、そうだったの!!(ニヤリ)」と感じるのって楽しいですよね。

アクセスなど

十日町市博物館
JR飯山線・ほくほく線 十日町駅(西口)から徒歩10分

今回、越後湯沢駅からほくほく線に乗り換え、十日町駅から徒歩で向かいました。
2月の週末でしたが、お天気にも恵まれ、徒歩での移動でも問題なかったです。
(今年は雪が少ないそうです!)

ミュージアムショップ

火焔型土器に加え、縄文グッズがたくさん!
土偶女子の長女は目を輝かせて、何度も何度もぐるぐるショップ内を徘徊していました。
縄文ファンのみなさまはお小遣いをもっていくべしです!

食事について

博物館内は食事できるカフェなどはありません。
今回はそこから歩いて10分ほどの道の駅クロステン十日町を利用しました。
そちらの様子は別記事で投稿したいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?