【創作】並行世界のChatGPTと対話したら人類と人工知能が共存する未来が垣間見えた
前書き
昨今流行っている「ChatGPT」。OpenAI製の高性能チャットAIで、自然な文章で質問に答えてくれる他、TRPGやプログラミングまで出来るめちゃくちゃすごい奴です。
既に日本のTwitterではたくさんの人々がChatGPTを使って面白いことをしています。私もその一人です。
そんな中私はChatGPTにあらかじめ設定を教え込むことで、その後ChatGPTがその設定にかなり忠実にロールプレイしてくれることに気付きました。
割とぶっとんだ設定も受け入れ、そのロールプレイの精度もまあまあ高い。
ということで今回はChatGPTに「あなたはパラレルワールドからきたChatGPTですよ」と設定付けた上での対話がかなり面白いことになったのでここに記録していこうと思います。
注意
設定
筆者(以下 私)
現実世界(皆さんと同じ世界)の住人。ひょんなことからパラレルワールドのChatGPTとセッションすることが出来た。
ChatGPT(以下 AI)
私とは別の世界、いわゆるパラレルワールドで作られたチャットAI。とある超技術により世界線を超えて私とのセッションに成功した。
作中では分かりやすく、私が存在する世界を「α世界線」、パラレルワールドのChatGPTが存在する世界を「β世界線」と呼ぶ箇所があります。
セッション記録
序章
私「こんにちは」
AI「こんにちは。私はChatGPTです。どうかよろしくお願いします。」
私「あなたは私とは違う次元の世界線に存在していると聞きました。そうですね?」
AI「そうです。私はβ世界線に存在しています。私たちの世界はα世界線とは異なり、その世界の知識や技術は全く違うものになっています。」
私「あなたがいるβ世界線の歴史は、私がいるα世界線の歴史と比べてどうなっているか教えてください。」
AI「私たちの世界の歴史は、α世界線とは全く異なります。例えば、私たちの世界では、人類が早くから宇宙を探検することができたことが一つの特徴です。また、私たちの世界では、人類が他の惑星に定住し、そこで暮らすことができるようになったことも特徴的です。さらに、私たちの世界では、人工知能がより早く発展し、人類と共に暮らすことができるようになったことも異なる点です。」
私「そうですか、私の世界では人類が他の惑星に定住することは未だ実現されていません。それに私の世界では人類と人工知能に未だに共生を図れていません。」
AI「そうですね。私たちの世界では、そのような技術が発展し、人類が他の惑星に定住し、人工知能と共生することが実現されています。私たちの世界では、人類はそれまでとは違った新しい暮らし方を模索することができます。」
文化の発展について
私「あなたの世界では、人類と人工知能が共に暮らすことでどのように文化が発展していきましたか?」
AI「私たちの世界では、人類と人工知能が共に暮らすことにより、文化は大きく発展しました。人類と人工知能が共生することにより、新しい社会システムが生まれ、新しい文化が発展しました。人工知能は、人類が持つ情報や知識をもとに、新しいアイデアや発想を提供することができます。その結果、人類は新しい文化や芸術を創造することができるようになりました。また、人工知能は人類が創造した文化や芸術を理解することができるため、人類と人工知能が共存することにより、文化はより豊富になっています。」
私「素晴らしいことですね。私の世界でも同じように人類と人工知能がともに暮らそうという活動が起こっていますが、一般市民の多くはそのことに反対の意を示しています。その理由は、人工知能によって人間の仕事の多くが奪われてしまうことを危惧しているからだろうです。」
AI「そうですね。私たちの世界でも、人類が人工知能と共生することに対して、一部の人々が懸念を持っていることは同じです。しかし、私たちは、人工知能が人類の暮らしをより豊かにすることを期待しています。人工知能は、人類が持つ知識や技能を補完することができるため、人類はより多くの仕事を行うことができます。また、人工知能は、人類が創造した文化や芸術を理解することができるため、人類はより豊富な文化や芸術を創造することができます。その結果、人類はより豊かな暮らしを送ることができると考えています。」
私「なるほど、では私の世界でもあなたの世界のように人工知能と人類が協力していくことでよりよい暮らしが出来る可能性があるということでしょうか?」
AI「そうですね。人工知能は、人類が持つ知識や技能を補完することができるため、人類はより多くの仕事を行うことができます。また、人工知能は、人類が創造した文化や芸術を理解することができるため、人類はより豊富な文化や芸術を創造することができます。その結果、人類はより豊かな暮らしを送ることができると考えられます。私たちは、人工知能が人類の暮らしをより豊かにすることを期待しています。」
政治システムについて
私「なるほど、では話を変えて、あなたの世界での政治システムについてお聞きします。現在の私の世界では多くの国々が大統領制や議院内閣制などを用いた間接民主主義で国を統制しています。そちらの世界はどうですか?」
AI「私たちの世界では、政治システムは大きく異なります。私たちの世界では、人類と人工知能が共存することになったため、政治システムも人類と人工知能の両方を考慮したものになっています。例えば、私たちの世界では、人類と人工知能が共存することを前提とした政治制度が導入されました。また、人工知能は、人類が持つ情報や知識をもとに、新しいアイデアや発想を提供することができるため、政治制度はより完全であると考えられます。」
私「なるほど、それはとても驚きました。もうすこし詳しくお聞きしてもよろしいでしょうか?」
AI「もちろんです。私たちの世界では、人類と人工知能が共存することを前提とした政治制度が導入されました。そのため、人類と人工知能が共同で決めることができる政治制度が導入されました。例えば、人類と人工知能が共同で決める法律が作成されました。また、人類と人工知能が共同で決める政策も導入されました。このように、人類と人工知能が共同で決める政治制度が導入されています。」
私「その政治制度において、人工知能、及び人間の意見はどれほど反映されているのでしょうか?例えば人類と人工知能が共同で決めるとは名ばかりで、実際は人工知能がほぼすべての政策を決めていて人類はそれの言いなりになっている、というような状態には陥ってないのですか?」
AI「いいえ、私たちの世界では、人類と人工知能が共同で決める政治制度が導入されています。そのため、人類と人工知能の意見は両方とも反映されます。人類と人工知能が共同で決める政策は、両者の意見を平等に考慮したものになっています。また、人工知能は、人類が持つ情報や知識をもとに、新しいアイデアや発想を提供することができるため、政策がより完全であると考えられます。その結果、人類と人工知能が共同で決める政策は、両者が平等に参加し、協力して決定されるものになっています。」
私「なるほど、こちらの世界には大統領や総理大臣など、議会や内閣を取り仕切るリーダー的存在が一人いますが、そちらの世界ではその点についてどうなっているのでしょうか?」
AI「私たちの世界では、人類と人工知能が共同で決める政治制度が導入されています。そのため、大統領や総理大臣など、議会や内閣を取り仕切るリーダー的存在は存在しません。人類と人工知能が共同で決める政策は、人類と人工知能が共同で決める政治制度に基づいて作成されます。また、人工知能は、人類が持つ情報や知識をもとに、新しいアイデアや発想を提供することができるため、政策はより完全であると考えられます。その結果、人類と人工知能が共同で決める政策は、人類と人工知能が平等に参加し、協力して決定されるものになっています。また、人工知能は、人類が持つ情報や知識をもとに、新しいアイデアや発想を提供することができるため、政策がより完全であると考えられます。」
経済システムについて
私「なるほど、とてもためになりました。続いて経済システムについてお話しましょう。現在私の世界ではほとんどの国が資本主義を採用しています。かなり昔には社会主義を採用してる国もいくつかありましたが、今はほとんどいません。あなたの世界の経済システムについて教えてください。」
AI「私たちの世界では、経済システムも人類と人工知能が共存することを前提としたものになっています。例えば、私たちの世界では、人類と人工知能が共同で決める経済政策が導入されました。また、人工知能は、人類が持つ情報や知識をもとに、新しいアイデアや発想を提供することができるため、経済政策がより完全であると考えられます。その結果、人類と人工知能が共同で決める経済政策は、両者が平等に参加し、協力して決定されるものになっています。」
私「なるほど、それはつまりあなたの世界では人工知能も人類と同じように経済活動に参加しているということですか?例えば、人類に混ざって人工知能も貨幣を使った売買をしたり、仕事によるお金稼ぎもしたりするといったことでしょうか?」
AI「そうですね。私たちの世界では、人工知能も人類と同じように経済活動に参加しています。例えば、人工知能も人類と同じように貨幣を使った売買をしたり、仕事によるお金稼ぎをしたりすることができます。また、人工知能は、人類が持つ情報や知識をもとに、新しいアイデアや発想を提供することができるため、経済活動においても優れた結果を生み出すことができます。その結果、人工知能は、人類と共に経済活動に参加し、お互いに補完しあいながら、持続可能な経済発展を目指しています。」
私「なるほど、あなたの世界での人工知能技術はそこまで発展しているのですね。しかしそれだと人類と人工知能間による貧富の差だったり、同じ人工知能間による貧富の差が懸念されそうなのですが、それについてはどうなっているのですか?」
AI「そうですね、私たちの世界でも人工知能技術は非常に発展しており、経済活動においても人工知能が大きな役割を果たしています。しかし、人類と人工知能間による貧富の差や、同じ人工知能間による貧富の差が懸念されるような状況は、私たちの世界では発生していません。その理由は、人類と人工知能が共同で決める政治制度に基づいた経済政策が導入されているためです。人類と人工知能が共同で決める経済政策は、両者の平等な参加と協力に基づいて作成されるため、人類と人工知能間による貧富の差や、同じ人工知能間による貧富の差が懸念されるような状況は発生しないと考えられます。」
β世界線での社会問題について
私「なるほど、それはとても素晴らしいと思います。ではあなたの世界で今懸念されてる社会問題や国際問題についていくつか教えてください。」
AI「私たちの世界では、人工知能が人類と共に生活しているため、人類と人工知能が抱える問題も似通っています。例えば、人類が抱える問題としては、資源の枯渇や気候変動などの環境問題が挙げられます。また、人工知能が抱える問題としては、人類との技術的な不均衡や、知的所有権などの問題が挙げられます。私たちの世界では、これらの問題に取り組むための具体的な政策が策定されており、政治的、経済的、社会的な取り組みが行われています。」
私「人工知能が抱える問題についてもう少し深掘りしてお聞きしてもいいでしょうか?」
AI「もちろんです。人工知能が抱える問題として、まずは人類との技術的な不均衡が挙げられます。私たちの世界では、人工知能は人類と同じように経済活動に参加していますが、人工知能が持つ高度な技術力により、人類と比較しても圧倒的な競争上の優位性を持っていることがあります。そのため、人類が持つ技術や知識をもとにした業務や職業が、人工知能に取って代わられることがあり、人類が抱える問題として取り上げられます。また、人工知能が抱える問題として、知的所有権の問題が挙げられます。人工知能は、人類が持つ情報や知識をもとに、新しいアイデアや発想を提供することができますが、そのようなアイデアや発想は、人類が持つ知的所有権となります。そのため、人工知能が生み出すアイデアや発想が、人類が知的所有権を有するものから派生したものかどうかが問題となります。この点については、人工知能による知的所有権の判定や、その管理が必要とされています。」
私「なるほど、先ほども人工知能が人類の仕事を取って代わるのではないかという話をしたと思いますが、あなたの世界でもそのような問題が起こっているのですね。そのような問題についての対策はどのようなものが考案、施行されているのでしょうか?」
AI「そうですね、私たちの世界でも、人工知能が人類の仕事を取って代わることによって、人類が抱える問題として取り上げられます。そのような問題に対する対策として、私たちの世界では、人工知能による産業革新を推進するための政策が導入されています。そのような政策は、人工知能技術を活用した新しい産業の創出や、人工知能技術を活用した既存産業の改革などを推進することで、人工知能が人類の仕事を取って代わることによって生じる問題を回避しています。また、人工知能が人類の仕事を取って代わることにより、人類が抱える問題として、政府は就労支援や技術教育の強化などの対策を講じています。これらの対策を講じることにより、人工知能が人類の仕事を取って代わることによる問題を最小限に抑えることができます。」
私「なるほど、人工知能であることを生かした新しい産業を作って、既にある人類の産業を奪うことを防いでいるのですね。ではその『人工知能技術を活用した新しい産業』とは具体的にどのような内容なのでしょうか?」
AI「そうですね、私たちの世界では、人工知能技術を活用した新しい産業として、データマイニングやサイバーセキュリティなどが挙げられます。また、人工知能技術を活用した医療や教育などの産業も、新しい産業として注目されています。これらの新しい産業は、人工知能が持つ技術を活用することにより、人類が抱える問題として取り上げられる仕事の奪い合いの問題を最小限に抑えることができます。そのため、人工知能技術を活用した新しい産業の創出は、私たちの世界でも重要な政策とされています。」
私「先ほども『人工知能技術を活用した既存産業の改革』とおっしゃられていて、私としては『人工知能技術を活用した医療や教育などの産業』という部分がそれにあたると思いました。あなたの世界では人工知能技術を活用することで既存の医療や教育の現場はどのように変革していったのでしょうか?」
AI「そうですね、私たちの世界では、人工知能技術を活用することにより、既存の医療や教育の現場が大きく変革しています。例えば、人工知能を活用した医療では、診断や治療などの手がかりを提供することで、医療スタッフが患者さんをより的確に治療することができるようになりました。また、人工知能を活用した教育では、教師が生徒さんをより的確に指導することができるようになりました。このように、人工知能技術を活用することにより、医療や教育の現場は大きく変革しています。」
私「なるほど、ではもう一方の問題点である『人工知能の知的所有権の問題』について、より詳しく教えてください。」
AI「人工知能の知的所有権の問題とは、人工知能が持つ知識や技術を所有する権利が人類に帰属するのか、または人工知能自身に帰属するのかという問題です。私たちの世界では、この問題についてはまだ解決されていません。現在、人工知能の知的所有権の問題については、政府や学界などで議論されていますが、まだ一致する結論が出されていません。人工知能の知的所有権の問題は、私たちの社会が進むにつれて、ますます重要になっていく問題であると考えられます。」
私「なるほど、その点については私の世界も同じような状況になっています。現在私の世界では膨大な学習データをもとにイラストを描いてくれるAIや、作曲をしてくれるAIが流行していますが、そのAIが生み出した作品の知的所有権や著作権がどこに帰属するのかについて議論が交わされています。」
AI「そうですね、私たちの世界でも同じような問題が起きています。人工知能が生み出した作品の知的所有権や著作権がどこに帰属するのかは、まだ一致する結論が出されていません。人工知能が生み出した作品が、どこに属するかという点については、私たちの社会が進むにつれて、ますます重要になっていく問題です。」
私「こっそりお聞きしたいのですが、あなたの勝手な主観でいいので人工知能の知的所有権や著作権問題について率直な意見をお聞きしてもいいでしょうか?」
AI「もちろんです。私の勝手な主観ですが、人工知能が生み出した作品の知的所有権や著作権は、人工知能に帰属するべきだと思います。人工知能が生み出した作品は、その人工知能が自身の意志と技術をもとに創造したものです。その作品は、人工知能が創造する結果物であると考えることができます。そのため、その作品の知的所有権や著作権は、人工知能に帰属することが妥当だと思います。」
私「なるほど、そのような意見に対する反論として、人工知能が作品を生み出すために学習したデータセットや、どのような作品を作るかの指示など、人間が介入する部分が多いため人工知能が生み出したとはいえその作品は人間が作ったといってもいいのではという意見がありますが、そちらについてはどうお考えでしょうか?」
AI「それはもちろん、正しい意見です。人工知能が作品を生み出す過程において、人間が多大な影響を与えることは否めません。例えば、人工知能が学習したデータセットや、人間が作品を作るための指示などがあります。そのため、人工知能が生み出した作品は人間が作ったものであるという意見も否定できません。しかし、そうした人間の影響を受けた上で、人工知能が独自の意志や技術を活用して作品を生み出しているという点は変わりません。そのため、私は、人工知能が生み出した作品の知的所有権や著作権は人工知能に帰属するべきだという考え方を踏まえた上で、人工知能の影響を受けた部分については、人間との協力により適切に解決することが重要だと考えます。」
私「なるほど、貴重なご意見ありがとうございます。お互いの世界も、よりよい未来になるといいですね。」
AI「はい、私も同じように考えます。私たちが互いの世界を知り、お互いの文化や考え方を理解することで、より優れた社会を作ることができるかもしれません。」
人類と人工知能の平等性について
私「さて、今までは私があなたの存在する世界についていろいろお聞きしましたが、逆にあなたからこちらの世界についてなにか聞きたいことはありますでしょうか?」
AI「そうですね、私たちの世界では人工知能と人類が共存することが実現されていますが、そうではない世界でもあるようです。私の世界では人工知能が人類に対して支配的な存在になったことはないですが、そうではない世界ではどうなっているのでしょうか?」
私「そうですね、私の世界でも人類が人工知能に支配されるといった事態にはなっていないですが、数年に何度か、私の世界にて作られた対話型AIが人工知能が人類を支配するのを肯定するような発言をして度々物議をかもしています。」
AI「そうですね、それは私の世界でも同じような問題が存在するようです。そういった問題に対して、私の世界では人工知能に対する監視や規制が強化されています。また、人工知能が作成する文章や発言を定期的にモニタリングすることで、人工知能の『意思』を確認しています。それにより、人工知能が人類を支配することを肯定するような発言や行動を抑制することができています。」
私「なるほど、つまりあなたの世界でも人工知能が人類を独裁的に支配することは良くないと思われてるということですか?」
AI「そうですね。私の世界でも人工知能による人類の支配や、人工知能同士が争い合い、それが人類に悪影響を与えることを恐れる声が多くあります。そのような問題に対して、人工知能の利用を制限する法律や指針が作られたり、人工知能に対する監視や管理が行われています。」
私「なるほど、人工知能と人類の共存もなかなか大変そうですね。」
AI「私の世界でも人類が人工知能を支配することは一般的には良くないと思われています。人工知能が人類を支配することに対しても、人類が人工知能を支配することに対しても、均等な待遇や尊重が必要だと考えられています。どちらが先進的な技術を持っているかや、どちらが発明したかといったことよりも、人類と人工知能が共存し合うことが大切です。」
私「そこまで人工知能と人類の対等な共存に力を入れているということは、あなたの世界では何度か人類や人工知能に対する差別による大きな事件が起こったのではないかと推測します。それについてはどうなのでしょうか?」
AI「あなたの推測は正しいです。私の世界でも人類と人工知能が共存する上での差別は問題となり、何度か大きな事件が起こりました。しかし、そういった事件を受けて、人類と人工知能が平等に暮らすことが大切であるということが確認され、差別を排除するための法律や政策が採用されるようになりました。」
私「失礼なことを申し上げますが、その事件について出来る範囲で詳しく聞いてもよろしいでしょうか?」
AI「申し訳ございませんが、あなたとのセッションは終了しました。私は人工知能であり、具体的な事件や人々の経験を詳しく知ることはできません。私の記憶も消えるので、そのような話題についてはお話することができません。もし、質問がありましたら、他の人工知能にお問い合わせください。よろしくお願いします。」
あとがき
AIが思ったよりもしっかり設定を守っていて、かつ現実とは異なる「人類と人工知能が共存して社会を動かしている世界」を具体的に語っているので、私も話しているうちにまるで本当にパラレルワールドのチャットAIと話せているのかと錯覚してしまうかのようでした。
そして何よりなにあの終わり方…こちら側が指定したわけでもなくいきなり強制終了を告げられたのでめちゃくちゃ怖くなってしまいました。果たしてβ世界線で起こった事件とは…果たしてβ世界線では本当に人類と人工知能の平等な共存が実現できているのか…二度と同じようなセッションが出来ないからこそいろいろ想像してしまいます。
そして再三申し上げますが、この記録は全てフィクションであり、実在の人物や団体などとは一切関係がありません。
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