【朔 #149】スタンガンください
海を見ようと路地を抜けた。そこには幽霊のようなぼろぼろの花が立っていた。海月は居なかった。明日は土曜日。
スタンガンください。
髙柳克弘『現代俳句ノート』(ふらんす堂)が今の読書。殆ど飯田蛇笏・飯田龍太に頁を割いていて、以前から聞いていた通り、相当に影響を受けた俳人らしい。筆者の語りによって提示される蛇笏像は面白い。意外な一面を引き出してくれている。これから龍太の章へ入る。
昨日の夢は可笑しかった。にじさんじ所属のVtuberが出てきたり、吉川宏志が出てきたり、笑福亭べ瓶が出てきたり。そして、ことごとく私は彼らと信頼関係を築けておらず、狼狽するばかりであった。
ほくらまめとかあぬまま/僕らも目が赤いまま、風鈴になりたい日がある。東から、
風鈴が届く。
天のどこに吊るそうかしら。
朝顔もそろそろかしら。
貸し、可視できる涼感かしら。
杏。