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【朔 #101】愚かな試み

 横尾忠則『原郷の森』(文藝春秋)を読み進める。こちらの知識が試されながら、情報は変形し、変容し、変貌してゆく。
 CD、
 吉増剛造の声から平沢進の曲へチェンジ。
 滝(入水して死ねぬ滝ありわれはゆかず/赤尾兜子)に行こうかと思ったが、
 やめた──。
 ── ────。
  ────────  ──王国。
 公国。
 現代詩手帖へ先月中旬に送った原稿が、
 今頃になって料金不足で返ってきた。
 愚かな試みを戒められている、天に。
 従うか、否か。そこをゆく、
 強盗さん、その血に濡れていない刃は六甲山に突き立てるの?
 崩彦さん、崩彦さん、
 ポテトLをひとつ!
 レギュラーバーグディッシュも、こっちはMで!
 二階を走り回る子供たちは全員で手を繋いでいる。
 この、新作詩が書き終わるまで文机は公開され続けます。

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