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【朔 #87】筒鳥に悠遠の暇潰し

 師と同じ道をゆく清々しさ。
 はや、山滴ると叫びたい。
 そんな、青葉。
 靴下まで草葉の水滴に濡れ、
 筒鳥に悠遠の暇潰しを与えたい。
 願わくば、
 歯の違和感なしに、
 歌いたかった、集った。
 筒鳥の、
 ポポッ、
   ポポッ、
           ポポッ、
      ポポッ、
 筒鳥の、
 茸も眠れ、
 筒鳥の、
     ポポッ、
  ポポッ、
          ポポッ、
 ポポッ、
 チキンタツタ。
 師の言葉、若葉、青葉に照らされて、
 応えたい、と縷々。

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