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【朔 #166】→猿?

 必要があり、とりあへず、岩波文庫の『李白詩選』(編訳・松浦友久)を買ふ。躍り出る猿。

朝辭白帝彩雲間
千里江陵一日還
兩岸猿聲啼不盡
軽舟已過萬重山

李白「早発白帝城」

 転・結句の凄まじさを解つてほしい。私は猿をサルトルだとは決して思はない。だから、この軽舟に乗つて、大陸だ……。
 け、けけけけけ、
  い、      (猿)
      しゅーーー──。
 産道などという安易な解釈以前の想念を振り払ひ、一蘭の拉麺おいしいですよね、でも、白帝と、その咳に気づいてないので、は秋ではなく龍のやうなものらしいことに漸く至る、還る?
    已=蛇
    (穴惑刃の如く若かりき/飯島晴子)
   に、丹、任、
 「「「「「「     。
  「「「「「「  、、
   「「「「「「猿」」」」」」
      。    」」」」」」
         ↑  」」」」」」
   、、、……、。。、
    スグ、すぐに、
 九月は来るよ。
 八重、九重に、秋は木に蹴り。
 十重、二十重に、木を蹴るのはおやめください。犀。
  →猿?

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