6/19 矛盾の多い命式を詳解する2① 南天運で学問の道を進む、男系・女系の応用、八門法ほか
本日は新たな命式を挙げて、引き続き、矛盾の多い命式を詳解します。
「矛盾の多い命式」などと書くと特別な命式の説明のようですが、
世の中のほとんどの命式が「矛盾の多い命式」であり、
そういう「矛盾の多い命式」でありながら、うまくそれを活かして成功・大成された方の命式を読み解きつつ、うまく宿命を活かすヒントを捉えていきます。
昨日までの事例は、辰巳天中殺・女系など、有形の世界での活躍を感じさせる要素を持ちながら学者として大成した方でしたが、
本日は、南天運という有形・現実の世界に向く運型をもって学者として大成した方の命式を読み解いていきます。
世の中、辰巳天中殺は無形の世界に向かないとか、戌亥天中殺は有形の世界で成功できないなど、一つだけの要素をもって断じてしまう傾向があり、
大きく捉える際にそういう捉え方をすることのすべてが悪いわけではありませんが、
人物を捉える際には、様々な要素、矛盾する要素を含め多くの要素を積み上げて捉えていく必要があり、
そのための視点を養うことにつながれば、という思いもあります。
ちなみに、事例詳解のノートの取り方・勉強の仕方がイマイチ分かりません、という質問があったのですが、事例詳解はすべてをノートするより、自分が知らなかったところをピックアップしてまとめていくほうが理解が堤脚しやすいかもしれません。
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