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6/6 陰占の命式を捉える際の旺相休囚死の考え方② 相の命式 過保護な命式の五行別問題点

昨日の続きです。
陰占の命式を捉える際の、旺相休囚死の考え方・使い方について説明の続きです。

「旺相休囚死」については、昨日、概説を書いておりますので、
先にそちらをご覧いただくほうが、理解しやすいと思います。

さて、陰占の命式というのは、五行で構成されているわけですが、
その五行で構成された命式が、そのバランス的に、
旺なのか、相なのか、休なのか、囚なのか、死なのか、
…ということの説明をしているところの、

昨日は 「旺」の説明をして、本日は 「相」 の説明をして、
この先、「旺相休囚死」の全パターンを説明していくのですけれど、

ご自身の命式あるいは、興味のある場合のところだけを読む、
…ということのないよう、ご注意くださいませ。

というのも、
命式が、旺なのか、相なのか、休なのか、囚なのか、死なのか?
…というその判断にあたっては、

干合・位相法の影響を加味する必要があり、
これはつまり、後天運で干合・位相法が崩れる場合には、別の判断になる可能性があるということでもあるからです。

さらにいえば、

大運において専気干支がめぐるようなタイミングにおいては、
その影響によって、命式が、旺なのか、相なのか、休なのか、囚なのか、死なのか?
…の判断が変わることや、

まるで偏りのない命式であったはずが、後天運の影響により、
突然、命式に大きな偏り生じ、旺相休囚死の命式に当てはまることもあるからです。

昨日の「旺」でも説明しましたが、
命式が、旺なのか、相なのか、休なのか、囚なのか、死なのか?の判断がつくということは、
その命式には偏りがあるということで、
何らかの対処をすることが望まれるケースが多く、

知識として、旺相休囚死の全パターンの対処・対応を知っておくことが不可欠。

もっとも、これは、今回の旺相休囚死の命式に関することのみならず、
あらゆる要素にいうことができますね。

自分がもたない十大主星も後天運では必ずめぐりますし、
自分にはない位相法も、後天運では必ずめぐるわけで、
さらにいえば、他の要素を学ぶことで、際立つことというのもあり、
結局のところ、すべてをべたっと学ぶことが、 算命学の深い知識の習得と、その豊かな活用を可能とします。

さて、前置きが長くなりましたが 「相」の命式です。

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