1/26 各地支の領域が対冲に遭う場合の現象とキーとなる人物、対冲の前向き活用

昨日は、命式を領域（天干２つ、地支３つ）として捉える考え方についてご説明いたしましたが、本日は、対冲を例に挙げて、地支の領域の考え方の応用的活用についてご説明いたします。

現実の各世界というのは、時間（地支）に空間（蔵干）が付随して出来上がっていますが、
その現実の各世界と対冲が成立する時間（地支）とそれに付随する空間（蔵干）がめぐる場合、
それは、時間的対立とともに、その時間に付随する空間が対立・衝突・分裂することを意味します。

本日は、この時間的対立とともに、その時間に付随する空間が対立・衝突・分裂・破壊が起こる、
その対冲の現象について、「領域」という考え方でご説明いたします。

さて、地支にある３つの領域は、
① 社会・世間の時間とそれ付随する空間＝年支蔵干
② 自分が立っている場所の時間とそれに付随する空間＝月支蔵干
③ 家庭・身内の時間に付随する時間と空間＝日支蔵干
…の３つの領域に分かれています。