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9/24 宿命天中殺+忌神の影響の怖さと対処③(事例)陽占天中殺と忌神、三合会局というエネルギーの塊

昨日の続きです。
引き続きシビアな人生の方の事例なので、閲覧につきご注意くださいませ。

さて、昨日までの内容をご覧になると、
この凶悪事件の犯人が、たいへんなことをしでかしたには違いないものの、命式にはその背景がまざまざと現れており、「やむにやまれぬ」…などと不用意に書くこと憚られるものの、
本人の意思・意図では如何ともしがたい力が働いた面があったことも理解できるのではないかと思います。

こうした場合、本人には自覚できないので、
両親や祖父母など、まわりにいる人間が気づいてあげること、
あるいは、信用できる鑑定士などに相談してアドバイスを受けることが望まれます。

…とはいえ、世の中の「鑑定」をされる方の多くは、シビアなことは言わない・言いたがらないものですし、聴く側も、シビアなことは聴かない・聴きたがらないものなので、
結局は、自分でしっかり勉強するとか、定期的・長期的に鑑定士と関係を築いて「言ってもらえる」状況をつくっておくことも、必要な対処であるように思います。

そしてその際にも、こうした「シビアな事例」を教材として取り上げることを避けることなく、しっかりと向き合い、対処について真摯に考える、
ある程度、しっかりシビアな事例の対応ができる鑑定士の方を選ぶように気を付けたほうがよいです。

さて、今回の事例は、生月天中殺の方で、中殺がたいへんにネガティブに作用しているのですが、
①では、生月天中殺+守護神・忌神
②では、それに位相法条件を加え、陰占を中心にご説明いたしましたので、
本日は、陽占天中殺という観点で説明いたします。

いうまでもありませんが、①②は陰占の要素なので、本人には「自分の問題点」に自覚はなく、けれど、中殺があるとか、守護神が作用しないとかいう場合には、
なぜか不安を感じる・焦燥感がある・このままでいいのか?と駆り立てられることになる…といった具合で間接的に感じられるものですが、
陽占の要素というのは、日干を通った要素なので、本人にも直接的に自覚することができます。

つまり、昨日までの説明は、鑑定などで本人に指摘しても自覚がないので素通りされる可能性があるのですが(本人以外の親などに指摘すれば認識できますが)、
本日の説明は、本人が自覚できる要素なので、本人に指摘すれば理解してもらえる、きちんと相手に届く内容であるということです。

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