9/27 実践命式詳解⑩ 陽占のイメージ的理解、縁の有無の捉え方、過去志向・未来志向
昨日の続きです。
陰占と陽占の両面から人物をとらえる中にも、人体星図を掘り下げている続きです。
人体星図というのも、深く読めるようになると、それだけでいろんなことが分かるもので、
陰占メインで捉える見方も大切ですが、陽占には陽占の得難い効用があります。
ずいぶん前に、
陽占について「球体(十大主星を球体に見立てて)が立体的に浮かんで見える」ということを書いたことがあるのですが、
陰占の日干と蔵干の組み合わせを念頭に、そうやって陽占をイメージすると、より人物を捉えやすいですし、
さらに、その「球体(十大主星)」を人間だと思って星図を見ると、
自分のまわりにいるべき人、
自分の環境のフォーメーションを構成してくれる人、
自分自身を確立・完成させるために必要な存在、
…というのを視覚的に捉えることができます。
視覚的なイメージを使うことには向き不向きがあるので、万人にお勧めするものではありませんが、
算命学は立体的な構造の学問なので、何にしても「立体的にイメージする」ことは少なからず役立ちます。
イメージが不得手な方は、イメージする前に絵や図をかいてみるとか、
何かモノ、例えばレゴを使ってみるとか、
「立体的なイメージ」ができるよう工夫してみると良いかもしれません。
只今現在、人体星図という人間の内面構造が、
その人物が認識する現実=その人物にとっての現実を構築する、ということを説明していますけれど、
この際も、「球体(十大主星)」を人間だと思って星図を見るというイメージは非常に有効で、
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