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7/26 十大主星の「器」の話(1)日干と器と十大主星から捉える星の性質と処世術(星の消化法)
いろいろ書きたいことはあるのですが、
多少難解なことが続いたので、
本日から何回かに分けて、基本的でありながら見落とすことの多い、
「器(うつわ)」についてご説明します。
昨日、官星禄座格について説明しましたが、
「器」の理解は、この格の理解にも資するところでもあります。
「器」のお話自体は、割と基本的なことなので、
知っている人は知っていると思いますが、 あまり丁寧に書かれることがないので、
お付き合いくださいませ。
さて、「器」とは何かといえば、
日干と別の十干の組み合わせで十大主星がでてくる、
そのときの「別の十干」のことを 「器」といいます。
例えば、
日干戊土と、丙火の組み合わせで出てくるのは、龍高星ですが、
そのときの丙火のことを「龍高星の器」といい、
その龍高星のことを「丙火の器に入った龍高星」といったりします。
なぜ「器」というのかといえば、
日干という「自分自身」 が、
別の十干の中に入ってその性質を帯びて十大主星として現れる、
日干が、別の十干の衣をまとって十大主星として現れる、
…それが「日干(自分)」が器に入って、その器となる十干の作用を帯びるように見えるからです。
これはつまり、
十大主星というのは、
日干と別の十干の「関係」から「十大主星=才能・能力・動き」現れますが、
その「才能・能力・動き」というのは、
必ず、その「別の十干の作用」も帯びるのだ、ということです。
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