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1/27 心(十干)が存在するために適した時間(十二支)、「役目」は力強く果たされる必然性

お気づきと思いますが、この「領域」という考え方を活用すると、命式の構造がよく分かります。
昨日の内容を前提としておりますので、昨日の内容を先にご覧いただければと思います。

さて、命式を、天干=2つの「空間」という領域と、地支=3つの「時間」という領域に分けましたが、
「空間=十干」は、日干が十干であったり、六親法の親族=親族干が十干で示さたりすることからも分かるとおり「人の心」であり、
厳密には、その十干が示す存在の「心」をすべてまとめたものが「空間=十干」、

「時間=十二支」は、以下の十二の季節のことで、

春は、寅木=初春、卯木=仲春、辰土=晩春
夏は、巳火=初夏、午火=盛夏、未土=晩夏
秋は、申金=初秋、酉金=仲秋、戌土=晩秋
冬は、亥水=初冬、子水=厳冬、丑土=晩冬

実際に物事が存在したり現象化したりするためには、何かしらの時間を要するわけですが、
その何かが存在したり、現象化したりするための時間が、上記の時間=十二の季節=「十二支」です。

たとえば、自分の心=日干ですが、
その自分が「心」だけでなく、実際の「肉体」も、この世界に存在しようと思うならば、そこには必ず「時間」を要することとなり、

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