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7/4 誤解の多い「人体星図の北方の星」の意味、前半

福運と貧運についてご説明している途中ですが、
昨日からの流れで、もう一つ、
「基本的」でありながら、誤解や誤認識の多いところ、
具体的には、人体星図の北方の星の意味についての説明をしておこうと思います。

人体星図というのは、算命学を学ぶその学び初めの段階で学ぶもので、
たいへんに分かりやすいのですけれど、
その実、たいへんな奥深さもあり、

同じ人体星図を見ても、
学びの段階に応じて捉えることができる範囲が相当に異なるもの。

これまでも、
人体星図の星の配置が「自然の配置通り」であるかどうか、
「自然の配置と同じ相剋・相生・比和の関係のとおり」であるかどうか、
ということから何を読み取ることができるか?

あるいは、
「人体星図を構成する十大主星が稼働する順番」を意識するとはどういうことか?
…など、説明してまいりましたね。

細かい点は既習のところをご覧いただきたいのですが、
ざっと振り返れば、

人体星図が星の配置が「自然の配置通り」あることは、自然陽転しやすいということ、
「人体星図の稼働する順番」があるということは、
いきなり北方や西方を稼働させることはできないということ、
…を意味しており、
こうしたことは、ある程度、人体星図をきちんと学ばないと理解が及ばないところと思います。

さて、そんな感じで、人体星図の北方の星というのも
まずは、「父親」・「目上」の星として学び、
その後、「人生哲学」とか、あるいは「死ぬときの姿」などと習うのですが、

本日は、人体星図の構造から導かれる、北方の星の意味するところ、
各十大主星が北方にある場合に、それがどういう意味を持つのか?
…ということについて説明いたします。

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