4/24 「甘さのある天将星」①鍛えられにくい天将星は人を育てる強さを欠く

昨日、一昨日とご説明した「脆い天将星」に関連して、
本日は、「甘さがある天将星」についてご説明いたします。

「脆い天将星」というのは、
構造（日干と地支の関係）としては「しっかりとした天将星」として立派に成立しているものの、
その構造を弱める要素が、命式に内在していたり、後天運でめぐったりすることの外部環境などにより、 脆くなるのでしたね。

これは、少し前に説明した「身強の強さ」の構造を理解できていれば、
その反対の要素・反対の影響を及ぼす後天運や環境におかれれば「弱く脆くなる」ということなので、
考え方としては、それほど難しい内容ではありませんでした。

が、本日説明する 「甘さがある天将星」 というのは、
そもそもの構造（日干と地支の関係）自体に、「しっかりとした天将星」となりにくい要素があるために、通常の天将星よりも、強度に欠けることになるもので、
理屈としては、これまでの知識・学びが下敷きにしたものではあるものの、考え方は少し新しい内容といえるかもしれません。

一般的な天将星とは異なるので、活用頻度はそれほど多くはないかもしれませんが、
これはこれで、相応に対処・留意が必要なので、本日はそれについて説明する次第です。