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9/30 「がん」になりやすい命式の考え方、「温める」ことの大切さとその方法

本日は、病気になりやすい命式の中でも「がん」になりやすい命式の考え方についてご説明いたします。

「病気」になりやすい要素については、以前ご説明したことがありますが、
だいたい多くの方にとって真っ先に思い浮かぶのは、
位相法における害、そしてその害に他の散法が重なる場合ではないかと思います。

「害」というのは、「思い通りにならない」という位相法条件なので、
その「思い通りにならない」という現実に苛々が蓄積する、ストレスが溜まる先に病気になる…というのが、害によって病気になる仕組みですが、

それゆえに、「害によって病気になる」、という場合、
実際に病気になるのは、害がめぐる年や害がめぐる大運に留まらず、
害がめぐる年の翌年の前半、害がめぐる大運の翌旬の前半など、「期越えで現象化」する傾向にあります。

これはなぜかといえば、
もともと、天干の気が前半に現れ、地支の影響は後半に現れるので、
位相法条件という地支の条件である害の影響は後半に現象化し、「思い通りにならない」という現象が強く現れるのは後半となるのですが、
後半に思い通りにならないことのために苛々とストレスが溜まるとすれば、そのストレスが原因となって病気になるのは、翌年・翌旬となるわけで、
その意味で、害による病気を気にして健康診断などを手厚くするならば、特に、各期の後半から翌期にかけて手厚くして用心するとよいとされます。

そして、その病気の度合いをどう測るかといえば、
その害に、さらに害が重なるとか、害に加えて別の散法が重なる場合など、その害プラスαの散法の重なり度合いに比例して、その害による影響が大きくなる、より深刻になる…と捉えるのが位相法条件の「害」をもって病気を捉える方法でした。

では、「がん」はどう捉えるのかといえば、
もちろん、「がん」というのもストレス性のものもあり、「害」の影響によるものもあるのですが、それ以外の見方もありますので、本日は、その「がんの捉え方」についてご説明いたします。

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