10/3 宿命・後天運から陰転・陽転の傾向を判断する方法、宿命中殺の陰転・陽転ほか
宿命中殺がある場合の十大主星の捉え方、
「中殺された十大主星」の構造について説明しているところですが、
その説明に付随して、
中殺された十大主星が陽転する場合・陰転する場合を説明していることについて、
宿命中殺が陽転するか、陰転するか、
中殺された十大主星が陽転するか、陰転するか、
それを命式後天運から判断できるのか?
それとも事後的にしか分からないのか?
…という質問がありましたので、本日はそれについて説明しておきます。
結論からいえば、
宿命中殺の陰転・陽転、中殺された十大主星の陰転陽転は、
命式や後天運からある程度、捉えていくことができます。
これは、ぜひ覚えておいていただきたいのですが、
どういう要素にしても、陰転・陽転は命式・後天運からある程度、判断することは可能です。
というのも、
「陰転する要素」と「陽転する要素」の両方が分かっていれば、
「陰転する要素」が現象化する要素が、宿命や後天運にあれば陰転する傾向にあることが分かりますし、
「陽転する要素」が現象化する要素が、宿命や後天運にあれば陽転する傾向にあることが分かるからです。
もちろん、その判断をするためには、
〇算命学に登場する要素が「陽転する構造」と「陰転する構造」
〇算命学に登場する要素の現象と作用
…を、ある程度、学び身に着けておくことが必要ではあるのですが、
逆に言えば「ある程度」学ぶだけでも、その判断をすることは可能です。
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