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8/10 宗教創始者として活躍する人物の事例① 星図で分かる「兄弟関係」、「思考力・観察力・集中力」

本日は、「宗教創始者として活躍する人物」をつくる要素について、
本日は事例をとおしてご説明いたします。
概説・各論については、昨日までの内容をご確認いただければと思います。

人体星図から捉えることで、
日ごろ項目立てて書いていないような内容をあれこれ書いていた長くなりましたが、
けっこう大事なところなので、お付き合いくださいませ。

さて、昨日までのところで、宗教創始者というのは、

その活躍分野としては「宗教=無形の世界」であるものの、
その資質としては、「有形・現実の力量を必要とする」のだということはお分かりになったと思います。

これは、宗教にせよ、実業にせよ、ほかの何であるにせよ、
「多くの人を取り集めて、まとめ上げて何かをスタートする」
「人間の集団を率いてけん引し、動かし稼働させていく」…という場合、

つまり、「現実の人間を多数、巻き込んで動かす」という場合には、
避けがたく「有形の世界の力量」が必要である、ということであり、
こうしたことは、物事の原理原則に照らせば当然のお話といえます。

実際、このことは以前、

なぜ、子丑天中殺の干支が身強干支(甲寅・乙卯・丙辰・丁巳・戊午・己未・庚申・辛酉・壬戌・癸亥) なのか?
…ということを説明した際に、

「何もないところから、一をつくってスタートする」という創始の役割、
そして、「そのスタートしたことに多数の人を巻き込み、けん引し、安定させて二代目につなぐ」という初代の役割、
…を担うには、有形・現実の力量を必要とするのだ、ということを説明したことに通じています。

なお、天将星が2つ以上あるような人は、
「宗教などの一派を立ち上げるべし」といわれますが、
これについて、
現実世界の力量がMAXの天将星が2つもあると、有形・現実の世界だけでは消化しきれないので、無形の世界に向かってその壮大なエネルギーを消化しましょう
…という説明がなされるのですが、
実際には、単に「無形の世界に向かう」だけでは足りず、
「有形の世界でその一派を立ち上げてけん引する」という現実的な実現が必要で、
それなしに、単に無形の世界に向かうだけではとても天将星2つのエネルギーは消化しきれません。

これはつまり、
「宗教の一派を立ち上げる」、「宗教を創始する」というのは、

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