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10/9 幼少期のトラウマが致命的になるケース、水性・火性のみで成り立つ命式・星図と貧困家庭の難点

昨日の続きです。
昨日の最後、相生格という火性的なエネルギーの塊(鳳閣星・調舒星的なエネルギーの塊)であることと、
火性・水性の要素で構成される命式を取り上げて、その難しさについて触れましたが、よく分からなかった方がおられるようなので、それについての説明をいたします。

このところ、「運命の捻じれ・性格の捻じれ」についてしつこく書き、多少不穏な印象を持つ方もおられるとは思うのですが、これは、昨今の一般的な教育論の是非に関する重要な内容でありご容赦いただければと思います。

この内容が理解できると、「人間が出来上がっていく」というその成長のプロセスは、決して一元的なものではなく、「個性に応じた教育=宿命に応じた教育」の大切さがよく分かります。

世の中では、
「幼少期のトラウマ」のためにグレました、とか犯罪に走りました、とか、そうでなくても人とまともに関わることができなくなりました…という話を聞くことがありますね。
一方で、同じような家庭環境で、同じような経験、同じような仕打ちを受けていても、まるで何事もなかったかのように、健やかに育っている人というのも少なからずおられます。

今はどうか分かりませんが、
昔は、ひどい家庭環境で育っている子供がいると、まわりの人はその子供を助けるのではなく、自分の子供がそのひどい家庭環境の子供と遊ばせない、関わらせないようにしたものですが、
それは、「幼少期のトラウマ」のために人間がねじれてしまうケースを見てきた、その経験則に依ったのであろうと思います。

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