4/15 方位に基づく職業分類① 方位職概説、北方職・南方職
本日は、職業分類についてご説明いたします。
職業分類とは何か?
…といえば、方位に紐づく職業の分類のことで、
前に、陰道占技想定法の説明をした際にも言及しているのですが、
陽占・人体星図の掘り下げを経て、
陰占・命式のタテ型ヨコ型、男系女系の別により活躍分野の捉え方をご理解いただいたうえで、
改めて、「方位に紐づく職業の分類」を学ぶと、
より奥深く豊かな適職の理解、
その人物の宿命に応じた社会参加の手段の理解が得られるとともに、
本質的な職業の本質=職業の貴賤を知ることにもつながるので、
ここで丁寧に説明する次第です。
「職業の貴賤」などというと、
「平等」意識の強い方には気色ばまれそうですが、
そもそも方位には貴賤があり、
その方位・貴賤の構造に応じて世の中は出来上がっているので、
世の中の本質、この世界の真実を喝破し、それに備え対処することを目指すならば、
当然に、その方位・貴賤の構造を知る必要があります。
先日の東京大学の入学式の式辞において、藤井総長が、
「構造を知る者は、同時に、その構造を変える力を持つ」
…ということを言っておられたのですが、
これは算命学にも通じるところで、
職業に紐づく方位・貴賤の構造を知ることは、
それぞれの職業の本質を穿ちつつ、その本質を有効に活用していくことにつながります。
もっとも、「貴賤がある」というのは、固定的な身分の貴賤・職業の貴賤を意味するのではなく、
この世界における「立ち位置」としての職業の貴賤を意味しており、
必ずしも、ある職業によって人間の貴賤が定まるわけではなく、
例えば、「賤」とされる職業は、
あくまで「その職業の立ち位置」が、人の下に立つ立場である、
人の下に立つことが仕事になるような職業を指し、
「貴」とされる職業は、
あくまで「その職業の立ち位置」が、人の上に立つ立場である、
人の上に立つことが仕事になるような職業を指す、
…ということを意味しています。
ちょっとピンときません、という方がおられるかもしれませんが、
そもそも、方位には「老若」「新古」があったわけで、
そこには、「貴賤」も当然に配分されている、といえば、その意味が伝わるのではないかと思いますがどうでしょうか。
そしてその理解があれば、
「方位に紐づく職業分類」を学ぶことの大切さ、というのも理解できるだろうと思います。
さて、方位に紐づく職業の分類とは何かといえば、以下のとおりの分類で、
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