干合の作用とその仕組み 次元上昇的な成長を引き出す方法
干合というのは、算命学における結婚を表わすものですが、
この延長線上には、人間としての成長や人間としての次元の向上、そしてより高次のものを生み出していく、という意味があります。
結婚というのを思い浮かべれば分かると思いますが、
本質的な結婚とは、自分とは別人格の人間(夫、妻)に合わせてゆずり、ときに妥協しながらともにコツコツ何かを生み育てていくのがその本義。
子供を産み育てる結婚もあれば、事業を起こし育てていく結婚もありますし、社会的な責任を担ってそれを盤石にしていくという目的をもった結婚というのもあるのですが、
いずれにしても、「一つの何かを生み育てていく」ということのために、二人の人間が、己を昇華させ、相手と融合して、次元を上げて、より高次のものを生み出していくという意味ではどれも同じであるといえます。
自分たちの次の世代の子供というのは、自分たちより進化した存在ですし、
個人が共同で何か事業を起こすのは、一人ではできないことを複数で成していくという意味で、高次元のものとなります。
また、一人ではできない役割を二人で担い、それを個人の枠を超えて盤石なものにしていくというのも、次元が上がっているといえます。
既に結婚している方の中には、
「そんな大それたことを考えて結婚したわけではないよ」
…といわれる方もおられると思うのですが、本質的な結婚、本来の結婚というのはそういう変質、次元上昇を不可避の要素として備えています。
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