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11/29 人生の根底に流れる中間の気③ 月干支はなぜ大切なのか?「中間の気」と大運・南方の星の関係

昨日の続き、「中間の気」の続きですが、
この「中間の気」…というのが分かりにくい、という声をちらほらいただいています。

これについて書いておくと、
もちろん、これまで勉強してきた時間の概念に変更を加える内容なので、多少分かりにくい、というのは当然ですし、
そもそも、どんな概念であっても、「現代における感覚」や「自分の感覚」と異なるものであれば、その概念を理解するのにはそれなりに時間がかかるものなので、
ひとまず、理解を急ぎ過ぎないのが良いのではないか、と思います。

恐らく、これまでの学び、十干や十二支の理解や、十大主星の相生・相剋の意味するところなども、学びが進むのに比例して、難しさや複雑さがあったと思いますが、
それでも、「分からない」状態の中に根気強く留まっているうちに、
ハッと分かる瞬間がやってきたのではないでしょうか。

あるいは、その「分からない」と思って疑問を保留にしている中で、
その「分からない」というその疑問がきっかけとなって、
他の要素の理解を得られたり、より立体的な理解につながったりしたこともあるはずで、

だとすれば、この「中間の気」の概念も、
できればその「分からない」ことを楽しみながら、
あるいはその「分からない」ことに出会ったそれを活用して、
少しずつ理解を深めていただければと思います。

例えば、算命学では月干支が最も大事である、といわれることについて、
月支は月支元命といわれ、自分の立地であり、壮年期の十二大従星を生み出す場所なので、その月支が重要であることは理解しやすいけれど、

月干はなぜ重要なのか?…といえば、
それが、未来であり夢であり、人間が生きていくうえでの原動力となるものであるからなのですが、

「中間の気」を捉える際にも変わらず自分にとっての未来であり夢であり続けるものであり、「中間の気」の陰陽次第によっては、この「夢であり未来」である月干の陰陽も変わるかもしれないけれど、自分が夢とし、希望とする本能(南方の十大主星の五行)は変わらないとすれば、その意味でも、月干は「変わらぬ原動力」という意味で重要であるのだという理解を得ることができます。

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