天中殺エネルギーと月支元命との関係④ 辰巳天中殺

本日は、辰巳天中殺と月支元命の関係について書きます。

辰巳天中殺というのは天心虚、つまり、自分自身の心の場所が欠けている天中殺です。
戌亥天中殺が「現実の足場」が欠けているのに対して、辰巳天中殺というのは、自分自身の心が欠けている、ということになります。

しかし、辰巳天中殺に心がないかというとそうではなく、
「心で感じていることを表現できない」
「心で感じていることと認識することがうまくかみ合わない」
ということなので、
心というものがどんなものかを体験しながら「心」を構築していく、
うまく認識したり表現したりすることができないので、それを様々な体験やまわりの人の反応を通してその認識や表現をつくっていく、
心のカタチを創っていく、ということによって、意識的に心と感情を外側から見えるカタチに作り上げていく、ということになります。

表現ができないということは、まわりに思いを伝えられないかといえばそうではなく、
心や感情を表現できないけれど、自分の思いや感情というのはあるので、それを表現することなく行動に移して思いを伝える、というアプローチになります。
よく、辰巳天中殺は好きな人にはプレゼントをするといわれますが、そんな感じです。
（よって、辰巳天中殺がプレゼントをくれたら、それは社交辞令ではなくホンモノです。）