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5/11 陰道占技想定法 商業芸術の世界 陽的要素を宿命から読み取る 性質は陽占によく現れる

昨日は、商業芸術の世界で活躍する人物をつくる陰的要素(環境的要素)について、
それを宿命(命式・星図)から読み取っていく、ということをやりました。

本日は、その陽的要素(精神的・性質的要素)について、
それを宿命(命式・星図)から読み取っていく、ということについて説明します。

これまで、私たちは、
十干十二支、六十干支、天中殺、十大主星、十二大従星…といった、
生年月日に紐づく宿命という観点から命式・星図を捉え、その先に人物を捉える、ということをやってきたわけですが、

想定法というのは、
「人間の外形(客観的に見える姿・客観的に見える性質)」からその人物がどういう人間になっていくかを捉えるもので、

今やっているのは、
その「人間の外形(客観的に見える姿・客観的に見える性質)」を、
実際の人物から捉えるのではなく、

そういう「人間の外形(客観的に見える姿・客観的に見える性質)」があるならば、
宿命的要素(十干十二支、六十干支、天中殺、十大主星、十二大従星など)はどうなっているのか?…という観点での理解です。

これはいわゆる、
人物をボトムアップで理解するか(人物を細かい命式の要素の積み上げで理解する)
人物をトップダウンで理解するか(人物の人となりからその人物を形作る要素を理解する)
…と言い換えられるのですが、

こうした両面からの理解というのは、
宿命の要素(十干十二支、六十干支、天中殺、十大主星、十二大従星など)が、どういう現象につながるかの奥深い理解にもつながります。

さらにいえば、
算命学を突き詰めていけば、
一極二元の構造がどこまでもフラクタルになっていることに気づくわけですが、
「陰占(客観的な姿)」と「陽占(主観的な気持ち)」でその人物を捉えるのと同様に、
「陰的要素(環境的要素)」と「陽的要素(精神・性質的要素)」からその人物の発展の道を捉えるのと同様に、

「宿命から人物を捉える方法(陰的アプローチ)」と
「実際の人物を見てその人物を捉える方法(陽的アプローチ)」
…の両方を使うことで精緻なその人物像を捉えることができるということなので、

そういう陰陽の視点、一極二元でトータルの理解を得られるという視点も踏まえつつ、
今やっている「陰道占技想定法の要素を宿命から捉える」という内容をご覧いただければと思います。

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