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12/29 旺気刑の争いの相手の厄介さ、激しい争い・トラブルをもたらす構造と対処

今月は子月です。
年明け4日まで子月が続きますが、この時期、宿命に卯木を持つ方は、
子卯の刑が成立するので、けっこうしんどい思いをされている方も多いのではないかと思います。

子卯の刑とは、旺気刑のことで、
生貴刑や庫気刑、自刑とともに、「刑=争いやトラブル」をもたらす位相法条件です。

刑といえば、
〇生気刑は、申寅、巳寅、申巳の組合せで、目下との争いやトラブル、
〇庫気刑は、丑未・丑戌・戌未の組合せで、目上との争いやトラブル、
〇自刑は、亥亥、辰辰、午午、酉酉で、自分のなかでの葛藤の先に、身内や配偶者との争いやトラブル、
…が起こるとされており、これらは複数の組み合わせがあり、
争いやトラブルの対象が限定されているので、内容としても比較的分かりやすいのですが、

旺気刑は、通常、「他人との争いやトラブル」という書き方をされますが、
その組み合わせが「子卯」のみであることもあり、なかなか理解しにくく、
「子水」と「卯木」がそれぞれ四正の十二支=季節の旺地同士の刑であるために、その作用は強く激しく現象化するといわれるものの、
具体的にいったいそれがどんなものかが分かりにくく、対処を考えにくいので、本日は、この旺気刑について整理しておこうと思います。

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