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6/15 矛盾の多い命式を詳解する① 有形か無形か?向かうべき世界を判断する

本日から何回かに分けて、このところ説明してきた内容を踏まえて事例詳解をいたします。

要素を個別に取り上げた説明は理解しやすいものの、
「要素をそのまま活用」できることは稀で、実際に活用していくには事例をもって理解する必要があり、お付き合いくださいませ。

今回取り上げる事例は、
〇辰巳天中殺という有形・現実の世界に向く質をもちながら、
〇北天運という無形・精神分野に適性があり、
〇女系の命式という有形・現実の世界で活躍しやすい資質をもって、
〇壮年期天恍星という身中の力量でもって生きた先に、
世界的な学者として大成した方の事例です。

全ての要素が一貫して有形・現実の世界向きであれば、有形・現実の世界に向かえば良く、
全ての要素が一貫して無形・精神の世界向きであれば、無形・精神の世界に向かえば良いのですが、
実際には、誰しもが、必ずどこかしらに一貫しない部分、矛盾した部分があるわけで、
そういう矛盾があるからといって、大成しないわけではない、ということ、
そういう矛盾があるなかで、何をもって判断していくのか、ということをお伝えできればと思います。

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