6/4 人生がスムーズになる「陰占のとおりに生きる」とはどういうことか？

陰道占技想定法の途中ですが、
もう一つ、ｚｏｏｍＭＴＧで質問があった内容についてご説明します。

質問は「陰占のとおりに生きるとはどういうことか？」

これは、
陽占の人体星図が、自分の意識できる世界を示すもので、
自覚的に自分らしい生き方をするときの指標となるものである一方、

陰占の命式が、自分の意識できない世界を示すもので、
客観的に他人から見える姿、
結果としてそのようになる姿、
あるいは、命を終えて墓標に記される姿であるので、

陽占を意識して生きつつも、
陰占のとおりに生きたほうがスムーズに生きることができる、
…ということについて、

では、「陰占のとおりに生きるとはどういうことか？」
…という質問が出てきたものと思います。

さて、陰占のとおりに生きる、といって、
「自覚できないなら、そのとおりに生きるのって意味があるの？」
…と思う方もおられると思うのですが、

例えば、
宿命中殺というのは、陰占の要素であり、
実際、宿命中殺があるような方は、生家を離れることでスムーズに生きることができるわけで、
これも一つの「陰占のとおりに生きる」ということであるといえます。

あるいは、
天中殺の道筋を生きる、というのも陰占の要素であり、
例えば、
子丑天中殺なら、初代運を生きる、
何をするにせよ、言い出しっぺとなり、前例を踏襲することなく、
自分で何かを始める、自分のやり方をもって取り組んでいく、ということで、
人生はスムーズになる、
…というこれも、「陰占のとおりに生きる」ということの一つです。

そう考えると、
「陰占のとおりに生きる」ことが人生をスムーズに歩むうえで、
たいへんに役立つものだということが分かるだろうと思いますがどうでしょう。